激しく売買するヘッジファンド

[はるるっぴさん]

長期投資家も、金融の混乱期なので、
ヘッジファンドのことは、知っておくべきでしょう。

短期の人は、くわしいと思う。

長期投資家向けに再度書きます。


わかりやすく1億円をたとえにします。


長期投資家なら、もし1億円あれば、1年間頑張っても
1億円くらいしか、売買しません。

1円も売買しない年もある。

(-_-)zzz


年金基金のパッシブ運用なら、
せいぜい2,500万円くらいでしょう。


しかし、ヘッジファンドは、違う。

1億円の自己資本があれば、まず10倍に膨らまして、
1年間に100回売買回転したりします。

1,000億円も売買することになる。

(*^^)v

年金のパッシブ運用（⇔アクティブ運用）の
4,000倍の売買をすることになる。

（一例です。）

その影響力を、正しく理解すべきでしょう。


日本の先物市場は、
ほとんどヘッジファンドが運用している。

制空権を握っているのは、ヘッジファンド。

そのヘッジファンドを勉強しないのは、おかしい。
（ひとりごとです。）


ヘッジファンドは、


●株券を調達してくれる、プライムブローカー

空売りする株券は、ネット証券からも借りてくる。

ネット証券と取引している人は、
契約書にてご存知の通り自分の買った株券が、
ヘッジファンドの空売りに利用されている。


●帳面をつけてくれる、アドミニストレター


●お金をあずかってくれる、カストディアン


など、ほとんど外部に委託している。


事務所にいっても、5人くらいしかいない。

ロボットは、たくさんいる。

事務所は、ケイマン諸島など免税措置（タックスヘイブン）のある
国や地域にあったりする。


運用に成功しているヘッジファンドのプロパーの職員の
給与は、ビックリするくらい高い。

(^^♪

顔に書いてある。


ヘッジファンドの威力と仕組みは、

知っておいたほうがいいでしょう。


さて、これからもヘッジファンドの破綻が、
次々と出てくる。

そのヘッジファンドが、
日本の優良株をもっていることに問題がある。

物事は、プラス思考で考えたい。

しかし、楽観論になれない、悩ましい問題が多い。


早期の解決を期待したい。


おしまいです。