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3月にマイナス金利の拡大を(安倍政権の天王山)
これまでの量的緩和で日銀当座預金には銀行の預け金がジャブジャブある。
それが市中に流れず景気低迷になっているのは、長期の景気抑制政策で、日銀当座預金へのブタ積みの方が貸し出しよりも銀行の利益を生んだからである。
銀行の日銀当座預金残高をさらに減らし、景気を中立化するには、マイナス金利の拡大が必要である。
マイナス金利がかかる当座預金の範囲を拡大すべきであるし(市中に流れるおカネ増大)、マイナス度合いを上げるべきであるし(=円安化=国内経済活動のドル建てコスト低下=国内経済活動の国際競争力増大=国内経済活性化)、景気が十分上がらねばそれらを更にレベルアップするとアナウンスすべきだろう。
米国の利上げがフライングになる確率は高まっているので、それは必要な措置である。
米国利上げのフライングが経済指標から分かるのは春先以降で、そこからFRBが金融政策を見直し、その効果が出るのは年後半になる可能性が高く、年前半は株式市場混乱、景気低迷圧力増大となるからだ。
また、もし米国の利上げがフライングでなかったとしても、マイナス金利拡大はバブルにつながらない。 現在の日本のコアコアインフレ率は1%に過ぎず、景気中立の2%にほど遠いので、景気中立になる程度だろう。
政治感覚が並みの総理ならば3月緩和で日銀に圧力をかけない選択はない。
早めに緩和政策を打たせるほど、事後、放置でも問題は起きにくくなるので、政治的選択の幅は広がるし、政権運営も容易になる。
、、、、2014増税前後の日銀放置や2015景気低迷放置での安保法案突進で分かるように安倍総理の政治感覚は並み以下で鈍い(--;
ネット世論が無ければマスコミにいいように転がされ、支持率低空飛行でここまで持ってなかったと思う。
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選挙が近い自民政権にとっては3月、4月の日銀放置は致命的になるかも知れない。
もし、日銀放置のまま憲法改正に動けば更にそうなるだろう。
自民議員の失業確率は高まる。
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