20日の東京株式市場で、昨年11月に上場したゆうちょ銀行の株価が、公開価格の1450円を初めて割り込み、終値は前日比72円安の1430円となって、上場前に申し込んで購入していた投資家は、含み損を抱え込んだ形になってしまったようです。
同時に上場した日本郵政の20日終値は81円安の1546円、かんぽ生命保険は116円安の2645円となり、いずれも上場来安値を更新したそうです。
ただ、公開価格は日本郵政が1400円、かんぽ生命が2200円で、依然上回っているそうです。
郵政3社株は昨年末までは総じて堅調に推移していましたが、年明け以降は売りに押されているようです。
外資系資産運用会社の担当者は「一部の個人投資家が景気の先行きに悲観的になり、株式を売った可能性がある」と指摘しており、最近の相場急落で手元資金の確保を迫られた機関投資家が、郵政3社株に換金売りを出した側面もあると分析していたそうです。
まだ売らずに持っている人は多いでしょうね。
売り時なのか、辛抱のしどころなのか...
7182:1,430円、 6178:1,546円、 7181:2,645円