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銀行株/持合株

27日(金)の日経朝刊に、持ち合い解消「最終章」なる記事があった。

要約(私見)すると、日経平均が2万円を目前として足踏みしているのは

持ち合い解消の売りがあるからだということを、

「銀行が大株主である銘柄群」と日経平均の推移を比較して、前者が下回ることを論拠に

分析した記事である。


また、同じく日経の29日(日)の「今日のことば」で「持ち合い株」について解説している。

記事曰く、コーポレートガバナンスコードでは、企業では株の保有理由の説明が義務付けられていること、また、それゆえに保有目的の説明が難しい持ち合い株の売却が進むであろうことを示唆している。


何を今頃言っているんだろうと思った。


しかしながら、よくよく考えると、市場の低迷から、あるいは会社内での意思決定スピードの遅さから、持ち合い解消の売りに出遅れた企業も、まだあるのだろうと思った。


持合というのは、銀行と事業会社間の持合が多いと思われる(事業会社間の持合も勿論あるが、その場合の持合の理由は技術や業務提携など合理的な説明が可能な場合が多いと思われる)。


27日(金)の記事では、銀行が大株主の銘柄がやり玉に挙がっていたが、裏を返せば、

銀行が持ち合い株を売却すれば、逆に相手企業から銀行の株を売却されることにつながると考えられる。

そう考えると、銀行株の株価が冴えないのは、持ち合い解消の売りなのかな?

って思えてくる。


3月決算会社の心理を想像すると、

資産の効率運用のため保有持合株を売却したい

 →売却損は計上できない、益を計上したい=今の市場環境(日経平均2万円)はチャンスだ

 →3Q決算までに株式売却の損益を確定したい

 →更に、3Q決算月の前の月(=11月)中に売却損益を確定したい。

という心理が働いて、11月中に、持ち合い株の売却が進んだのではないかと。


そうすると、11月中には持ち合い株の売却がかなり進んでおり、

12月は、株価上昇が期待できるんじゃないかと

思いたいものです。


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