はるるっぴさんのブログ
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的確な運用ができない3つの理由
1.相対利益のために使う情報を
絶対利益の投資に使っている⇒重要
相対利益も絶対利益もわからない人は、
急いで誰かに聞きましょう。
昨年、GS(ゴールドマン・サックス)のプロパーの人に
運よく話ができたとき、
>GSの日本株ファンドの組み入れ銘柄を見ると
ほとんどやる気がないのでは
下がるに決まっている銀行株を、
どうして、こんなにポートフォリオに入れているのか?
と聞くと
>ベンチマークを取りにいっているだけですよ。
と言われた。
ほとんどやる気ありません~
(・へ・)
といった感じ。
プロの投資家(除くはるるっぴ)には、
自慢のヘッジファンドをすすめているそうです。
世界の運用の50%が、
絶対利益を追求するヘッジファンドが運用している。
どんな相場であっても、プラスを出さないといけない。
ノルマは、だいたい年率20%です。
通常の投資信託のように、
「サブ問題で、下がっているので仕方ありません。」
では、通用しない。
普通、株式投資をしている個人投資家は、
相対利益を目指しているわけありません。
相対利益のために使う情報は、無視すべきでしょう。
だから、長期投資家は、テクニカルを無視します。
もっとも、市場が、20%下落しているときに、
10%の損ですむことを目標としている人は別です。
チャートやテクニカルを重視してください。
2.世界の経済・マーケット・企業の
おおきな変化に気づいていない。
企業のバランスシート分析にくわしい
野村のリチャード・クー氏は、
ここを強調されていると思う。
3.影響力の大きいヘッジファンドの
投資行動がさっぱりわからない。
相場の主役は、ヘッジファンドと、世界の長期投資家。
その片方の横綱のヘッジファンドの動きに、
うとい人が多い。
ヘッジファンドが、
日本の市場でも暴れているのに、
それを勉強しない。
時代遅れの専門家の話を聞いて
「そうなのか~」と思って、そのまま信じてしまう。
日経さんを読んで、勉強していると錯覚する。
日経さんの記事は、
若い記者が勉強するために書いている記事です。
ヘッジファンドが工作して、株を売買したいから、
日経の一面の記事に、よい記事や悪い記事を書くように
誘導することがある。
日経の一面に、その会社のよい記事がでたときは、
いったん売りを考えてもよいでしょう。
絶対利益を追求するヘッジファンドが、通訳をつけて、
テレビの教育番組で話をすれば、
日本のエコノミストや専門家は、職を失うと思う。
⇒レベルが違いすぎます。
しかし、ヘッジファンドは、話をしてくれません。
儲け話は、教えてくれません。
世の中そんなに甘くありません。
日本の失われた15年の間に世界は大きく変わっている。
相場も大きく進化している。
長期投資家も、不断の勉強が必要でしょう。
ある大手証券会社の投資情報部の幹部が言っていた。
わたしの、予想もめずらしく当たることがあると
(^^ゞ
当たるのが、めずらしいらしい。
テクニカル分析も相対利益を上げるための
手法にすぎません。
個人で株をしている人に聞くと、
株式投資は、リターンを期待してやっていると
言っている人が多い
ベンチマークを上回るために、やっていると
言っている人は一人もいない。
言っていることと、やっていることが、矛盾している。
リターンを期待するならば、
相対利益を上げるための情報は、無視して、
絶対利益を上げるための情報を、重視すべきでしょう。
絶対利益を上げるための情報は、
現場に、たくさんあります。
株式専門家の予想は、当たらない。
紙だけ見ても、なかなか真実は見えてこないからです。
本で勉強するだけで、車を運転できません。
コーヒーの味も、紙で書いて説明するのは、大変です。
それより、そのコーヒーを飲んでもらったらすぐわかる。
自分の実感を重視する。
自分の言うことを聞くべきでしょう。
相対利益のために使う情報を、
絶対利益のための情報として使わないことです。
おしまいです。
でも、その通りですよね。
絶対利益ですか。
今の下げ相場でも上げる銘柄は上げてますもんね。
どういう状況でどういう業種が強くなるのか、影響が出るのか等もっと勉強します!!
勉強になります。
ありがとうございます。