【株式・小売】ファーストリテイリング(9983)
・ 週足 チャート 一目均衡表(2015/09/11現在)
日経225構成銘柄で、=(株)ファーストリテイリングを確認しておきます。
日足チャート 一目均衡表 で見ると非常に悪い足取りに見えますが、週足を見るとどうでしょうか。
・基準線と転換線が接近し接触しつつある点は、あまり良くはありませんが、基準線、先行スパン2とも、逆転(下向き=陰点)していない。弱く見えても、押し目は買が入りやすい。 仮に新安値をだしても40000円台水準に走る雲が支えると思われます。
・また中段保合の高値、44400円、45350円はネックラインとして、当面は下値支持に作用することが期待できます。
・さらに対等値幅の視点では、チャートに示したように高値から-16500円の下げ幅は、ひとまず下げ止まりに作用しやすい。
高値 44400円(2013/05/23)
安値 27900円(2013/06/17)
下げ幅=16500円
16500円と同幅を
高値 61970円(2015/07/30)から差し引くと、下値めど45470円。
仮に45470円を割れる場合は、日足のフィボナッチ61.8%=42800円や週足の一目均衡表、雲=40000-42000円ゾーンで支持されやすい。
このように、基本的には、45000円台で目先の下値が出たと判断され、概ね上下しながら同水準で値固めと、雲に支持される形で戻りを試すのではないかと予測しています。
さて、月足や週足の日柄と波形の関係を見ていたところ、2016年5月頃にかけての波形性質が見えてきました。
これは同銘柄ばかりか、日経平均の来年前半までの展望につながる重要要素ですから、詳しくは、11/7に予定のセミナーでも取り上げますが、カンタンに言えば、振幅の大きな保合の波形となりそうです。
従って、
・突っ込み安は売らず、狼狽せず。
・吹上高値は飛びつかず、押し目待ち。
44500円または、42000円処へ引き付けて突っ込み買い。
また55000円水準へ引き付けて吹き値売りのイメージです。
★次の重要変化月は2016年5月頃です。