人口減少により多発してくる過去最高益更新企業のリストラ

[いそりんさん]

約72億人の世界の総人口（2015年推計）は、『年間で約7000万人増加しており、2060年には95億人に達する試算』だが、昨年（2015年1月1日時点）約27万人減少（自然減 26万6757人 = 出生数 100万3554人 − 死者数 127万311人）し、『2060年には約8600万人まで人口が激減する日本』



そこに活用範囲が広がりつつある人口知能（AI Artificial Intelligence ）やIoT（Internet of Things 自動車や家電、健康器具などの機器をインターネットに接続し、使用する技術）などの技術革新も加わり、『労働生産性が低い先進国を中心に不可避な雇用喪失の危機』

過去最高益を更新している企業のリストラ（早期希望退職）はしばしば見られ、低調な国内事業（前期7億円の営業赤字）を好調な海外事業で補い、売上高と連結純利益が過去最高益を更新したアシックス（銘柄 7936）が国内の従業員350人（19年ぶり）を対象に早期希望退職退職を募集しており、近年はJT（銘柄 2914 日本たばこ産業）や電通（銘柄 4324）が敢行した実例（過去最高益更新企業のリストラ）で、業界により事情の違いがあれど、日本市場の優先順位は低下していく企業が多くなり、これらの実例（過去最高益更新企業のリストラ）は序幕だと思う

http://www.asahi.com/sp/articles/ASH717VB6H71PLFA00Y.html

『人口の減少は飲食物（胃袋）の消費量減少を表し、市場縮小に対処する術はなく』、著作権や特許でメニューが保護されない飲食業界や食品・飲料メーカーがアシックス（銘柄 7936）同様に、国内不振によりリストラ（早期希望退職）が多発される有力候補だと思う