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ダウ56安
昨夜のダウは2日続落となりナスダックも僅かに反落となった。エネルギー株が売られ全体水準を押し下げた。エクソン・モービルとシェブロンは原油安が足枷となり第2・四半期減益となり大幅に売られた。更に原油価格が供給過剰懸念から急落となり相場の重しとなった。第2四半期の米雇用コスト指数は0.2%上昇と33年ぶりの低い伸びにとどまり市場予想も下回った。この為FRBが利上げを遅らせるかもしれないとの観測が広がって相場が上がる場面もあった。
欧州は続伸となったギリシャは取り引き停止中。欧州はコモディティ関連や鉱業株が売られる一方M&Aの動きや底堅い企業決算が好感され相場を押し上げた。ギリシャは3日から株式取り引き再開決定と発表された。全体相場に与える影響は少ないだろうがどのような値動きになるか興味深い。
一方CMEは20590と小動きで戻って来た。ダウが売られ米ドル円が円高に振れたにも関わらずCMEが売られずに戻って来たのは強い証拠だろう。現在はやや買い仕掛けが入っているような気がしないでもない。
個人的には月曜は上げたら利食い下げたら拾う予定。個人的にはやや強気に傾いて来た。この展開は原油安デメリット関連は厳しいだろうが逆に原油安メリット関連には良い展開だろう。今週は住友商事が4-6月期の決算を発表し2桁増益を達成する等この資源安の中でもやり方次第で戦える事を証明した。普段から自分はダウをよく持ち出すがダウが今年に入って下げており短期チャートも下げている一方日経は今年になって昨日引け水準で3100以上上げておりチャートも短期~長期全て右肩上がりと日経の先高感はかなり強いと思うし気がつけば日経とダウとの差は2900になっている。まあ円安が進むうちはまだまだ日経は上がるだろう。ただどこまでの円安を外部が許してくれるかはかなり疑問があるが米ドル円140ぐらいは可能なのか?(駄目ならもっと圧力かけて来てるだろう)まあ利上げが始まれば日銀が追加緩和しなくても(もはや出来ない可能性もあるが)それぐらいは行きそうだがあくまで個人的な見解です。
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