内需株、特に食品セクターに注目

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2015/07/27 - kabukabumanさんの株式ブログ。タイトル:「内需株、特に食品セクターに注目」 本文:欧州・中国の景気低迷やNY市場の調整など、最近外部環境が今一つなので今日は内需関連銘柄の中で、最近TPP関連で急騰した食品関連株や好決算が期待出来る食品関連株に注目してみようと思います。また相変わらず

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内需株、特に食品セクターに注目

kabukabumanさん
kabukabumanさん

欧州・中国の景気低迷やNY市場の調整など、最近外部環境が今一つなので

今日は内需関連銘柄の中で、最近TPP関連で急騰した食品関連株や

好決算が期待出来る食品関連株に注目してみようと思います。


また相変わらずインバウンド関連の押し目も魅力ですが

サイバーサキュリティは全般的に株価と業績の乖離が大きいので

業績の伴わない銘柄は、決算が終わるまで見送った方が無難だと考えています。



4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件

yuhsanさん 度々コメント有難うございます。


私は食の問題も気掛かりですが

それ以上に医療制度や著作権問題に関心を持っています。


どうやら今回は大筋合意という形で、完全決着はなさそうですね。


因みに内閣支持率は安保法案も絡んでいますから

さらに低下するのではないでしょうか。

実に由々しき問題だと思います。




yuhsanさん

kabukabumanさん

こんにちは


さっそくのご返事ありがとうございます。

TPPについては、事前の情報が極端に少なくなっています。

以前は反対の意見で埋め尽くされていましたが、今は反対も賛成も、ほとんどありません。

皆じーっと、成り行きを見守っている感じです。

私の感では、案外厳しいものとなりそうですが……。

聖域とされている、小麦も自由化されるのでは、

反対に、砂糖は今のままのようです。

小麦粉の値段は安くなりそうですが、砂糖はあまり変わりません。

乳製品、畜肉が交渉の目玉のようです。

これはあまり動かないような気がしますが。

結局、国内農業に影響のあるものは、今のままで、農業に関係のないものは、自由化されそうです。

問題は、TPPが内閣の支持率にどれだけ影響してくるかです。

あまり、いいほうには動かないような気がしますが。

丁寧で、内容のあるご返事、ありがとうございました。



yuhsanさん ご無沙汰しております。


TPPが食品産業に及ぼす影響を解かり易く解説して頂き有難うございます。

yuhsanさんのご指摘にもある様に

食品業界にとってTPPは脅威となるケースが多いと思います。


例えば国内生産者の立場から見ると、マイナスの影響が大きい食品は

米・肉類・乳製品・精製糖・小麦・豆類・・・の順ではないかと考えています。

これらの製品は、高級品の材料としては従来通り国産品の使用が見込まれますが

家庭の食や、外食産業ではかなりの部分が輸入品に取って替わると思います。


因みに知人から聞いた話ですが、カリフォルニア産のコシヒカリと

国産のコシヒカリを食べ比べても味は殆ど変らないそうです。

ですから10kg500円程度でカリフォルニア産のコシヒカリが買える様になれば

家庭や外食産業が消費する米の大半は輸入品に置き替わりそうです。

但し、魚沼産のコシヒカリは高級品志向で生き残ると思います。


そう考えると、米、麦、豆類、精製糖、乳製品、畜産製品などは

《国産品=高級品》《輸入品=一般消費》という構図が目に浮かびます。


ですから食品業界はTPPを好機と捉え、攻めの経営を展開しない限り

淘汰される企業が増える可能性が高いのではないでしょうか?


しかも国内は人口の減少で市場そのものが縮小傾向にありますから

加工食品や製菓などで海外シェアを伸ばすことが急務だと考えています。


そういう意味では、人口が増加しているアジア地域で売り上げを伸ばしている

カルビーや、海外の売上比率が高い味の素、ヤクルト本社、キッコーマンなどは

ビジネスチャンスが拡大するのではないでしょうか。


さらに、ご指摘のあったキューピーも、海外の人気が高まっているそうなので

見逃せない企業の一つだと思います。


結局、TPPを機に「攻め」の経営に転じるか、「守り」の姿勢を維持するかで

食品業界は勝ち組と負け組に、二分される様な気がします。


何だか的を射ない話になってしまい申し訳ありません。

yuhsanさん

kabukabumanさん

おはようございます。


相変わらず、頑張っておられますね。

ニュース解説が多い日記の中で、さすが、もと「毘沙門天」さんですね。

TPPの議論は、安保問題の陰で、あまり表に出てきて来ませんが、経済界にとっては、安保よりこちらのほうが、今国会の最大焦点のはずです。

全般にプラスの多いTPPですが、マイナスのほうでは、食品業界があります。

食品産業は、GDPの1割を占め、日本では輸送用機器、電気製品に次いで、3番目です。

食品産業は、すそ野が広く、TPPの影響も一概ではありません。

政府では、農業に近いほうの5品目を聖域としていますが、米、麦、大豆、とうもろこし、砂糖、乳製品、畜産製品など、米を除いてほとんどすべての穀類を輸入に頼っている食品産業です。川上の産業ほど、影響度が高いと思います。

飼料、製粉、製糖、製油、といった原材料加工業界は、従来割当制度で、競争を抑えられてきたので、自由化されると内外からの競争にされされます。目下業界あげて反対に動いているのは、製糖業界だけです。

ただ、日本では、上場企業は大会社が多く、小麦粉では、上位3社の製粉依存率は5割を切っていますので、相対的な競争力はあります。製菓、ハム、鶏卵をベースとしたキューピのような加工度の高い業種は、原料安の影響を受け、プラスとなりそうです。

いずれにしろ食品後業界は、TPPの内容がもう少しはっきりするまで、動きが取れないのではと思っていますが……。

TPPが食品業界に与える影響について、ご意見ぜひ聞かせてください。


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