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ソフトバンク スプリント減損ほぼ確定
今週の投資損益は106,361円の損失でした。
主力銘柄のソフトバンクが足を引っ張りました。
スプリントの株価が下げ止まらず、7ヶ月振りに減損ラインを割り込みました。
ここ8ヶ月ほど機関投資家が手控えて見守っていた"減損爆弾"に2度目の着火です。
スプリント 半年チャート ↓ クリックで拡大
全米第4位キャリアに転落が確定し、Sprintの株価が一段安でした。
ついに、ソフトバンクがSprint株式を減損しなくてはならないラインを完全に割り込みました。
6/30、四半期末の評価基準日ではクリアしていますが、チャートを見ると6/30まで頑張って株価を支えていたようにも見えます。
保有株式株価情報←IRリンク
Sprint株式の含み損率は30%を突破しました。
為替レートも影響するので、一概に株価だけでは減損ラインを判定できませんが、Sprint株価回復の可能性を立証するのも逆に困難です。
Sprint減損回避 残り2ヶ月
6月末ではSprint株価が減損ラインを上回っていたため、ソフトバンク第1四半期では減損しないでしょう。
しかし、第2四半期での減損回避は困難です。
残る手立てはリコース・ローンの代物弁済行使、つまりSprint売却しか無くなりました。
もう7月も終わりなので、残り2ヶ月でSprintに沙汰を下すしか有りません。
Sprint減損 5,600億円超
ソフトバンクはIFRS基準なので、現状でSprintを減損するとしたら株価の下落以外に減損計上の要因は考えにくいです。
その前提で概算すると、Sprint減損損失は5,600億円超となります。
逆に、減損ラインに達しなければ減損会計は発動しないから、5,500億円以下の減損損失はありません。
債務評価益 ウラ技有るか?
ソフトバンクはIFRS基準なので、リコース・ローンの債務評価益を計上できます。
ただし、債務評価益は投資家の直感的に馴染みが薄い概念であり、あまり日本では発動事例が有りません。
しかし、ソフトバンクなら平気でやりそうな気がします。
「Sprint減損を上回るSprint債務評価益計上で過去最高益!」
などという、狐につままれたような決算をするかも知れません。
投資方針
Sprint減損発動でソフトバンクが財務ダメージを受ける日が近づいています。
ソフトバンクの株価は急落するのか、それともアク抜けで急騰するのか、蓋を開けてみないと分かりません。
個人的には、信用買残高が大きいから、一時的にパニック売りが出るように予想しています。
減損発表で急落したら買い場なのか、いまひとつ分析不足です。
しばらくソフトバンクのSprint含み損を監視しつつ、来るべき日の対策を考えます。
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関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984) -
タグ:
ソフトバンクはどうなるのか、ドキドキしますね。
携帯キャリアはauの方が好きなので、我が家はずっとauです。
今一番人気なので。
にゃん7 さん コメントありがとうございます。
我が家は株主優待で年間約7万円の値引になるからソフトバンクです。
auは北海道と沖縄だけシェア首位です。
3Gまでauは、保有する周波数の特性で圧倒的な繋がりやすさでしたから、電波塔が少なかった地域でシェアが高かったのは頷けます。