冬山さんのブログ

近大が代用ウナギにナマズ！2年で商業化し千億市場狙う！

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冬山さん

投稿:2015/7/14 01:41

更新:2015/7/14 02:25

■近大マグロで有名な近畿大学が、今度はナマズに目をつけた。

ウナギの水産資源保護と価格高騰を解決するためにナマズの蒲焼きを最大限ウナギの蒲焼きに近づけるという研究らしい。

「ウナギが高いので代用魚、ナマズの蒲焼はどうでしょうか。」2013年1月18日

http://minkabu.jp/blog/show/492389

2年半前に私もみんかぶの日記に書いていたが、やはり研究者の方はもっともっと前、2009年に着想して、研究していたとのこと。研究者の発想でもかなわないなぁ（でも私のビジョンが近かったようで嬉しい）

さて、今回のニュースは5月ごろから出ていたが、経緯が最も纏まっているのは以下の記事。

「マグロの近大が新たに仕掛ける「ウナギ味のナマズ」土用の丑は「銀座でナマズ」で決まり？」須永太一朗日経BP 2015年7月6日（月）

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/070300023/?rt=nocnt

■普及のイメージ

代用魚でメニューと違う魚を使っても大丈夫ということに一応なっている回転寿司業界では実用化も早そうだ。

それと、代用魚ではなくて、純粋に「ナマズの蒲焼きが一番美味しい！」となればさらなる商機もあるかも。

そうすれば

高品質な近大にかぎらず。ベトナムなどで養殖して、それを現地で加工して冷凍して日本に輸入して飲食店で販売するようなサプライチェーン。

"日本食"としてウナギ養殖の発達したベトナムを基点にアジアじゅうにナマズの蒲焼ビジネスを普及させる！なんてのも！

■一般販売の日程

なお、先行試食は度々行われていたようだが、土用丑の日に一般販売もされるそうだ。

7/24（金）～土用の丑の日限定「うなぎ味のナマズ」近畿大学水産研究所2店舗で限定販売決定

大阪梅田と東京銀座にある養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み近畿大学水産研究所」において、世界で初めて開発した「うなぎ味のナマズ」を使用したスペシャルランチメニューを試験販売します。

販売日は平成27年（2015年）7月24日（金）の「土用の丑の日」とし、各店舗先着30食限定で提供します。

【本件のポイント】 ● 資源の枯渇が危惧されるうなぎの需要に応える「うなぎ味のナマズ」を世界で初めて開発 ● 各店先着30食限定の試験販売を行い、結果を研究に生かすことでさらなる高品質化を目指す ● マナマズを普及させ、将来的にはニホンウナギの半額以下の価格帯での提供を目指す【試験販売の概要】日時：平成27年（2015年）7月24日（金）大阪店11：00～、銀座店11:30～当日先着30食限定。なくなり次第終了。

場所：（1）近畿大学水産研究所大阪店（大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル6F）

　（2）近畿大学水産研究所銀座店（東京都中央区銀座6丁目2番先東京高速道路山下ビル2階）

メニュー：「うなぎ味のナマズ御重」2,200円（税込） ※ランチのみ提供。ディナーメニューには「うなぎ味のナマズ」はありません。 ※銀座店にて提供している「花かご御膳」「季節会席」にはナマズは含まれません。 ※本試験販売メニューについてのご予約は受付いたしません。

http://www.kindai.ac.jp/topics/2015/07/7242-1.html

■余談

ナマズといえば、ナマズをはじめ生物学者としての研究功績で著名な

秋篠宮様もこういった日本の食と生物資源を守るという点で注目されたりするのだろうか。

（2010年~12年のCOP10でもあちこちで講演されていた。ちなみに結婚指輪もナマズをモチーフにされているとか）

あと、「ようするにタレの味でごまかしているだけだろ」と馬鹿にされる方も居るかもしれませんが、お吸い物にした場合もウナギと十分錯覚できます。皮の柔らかさや皮の内側に付いている脂身が本当によく似ていて適度に甘みがあってうまい。

※私が食べたのは筑後川でとれた天然ナマズ。

しかし残念だ。近大ナマズは、福岡では試食の機会がない...

関東、関西の方、ぜひ行かれたら感想を教えてください！！！