ユリウスさんのブログ
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もたれかかる権利はあるが・・・
6月20日のエントリー、「オヤジギャグパロディ」の『じじい ぶいぶい』で、後期医療制度について、こう書いた。
「名称が気にくわんと怒るのはいいが、金を払わんというのは如何なものか? 必要な金は誰かが負担しなければならないわけで、その議論を避けてはいけない。フェアでない。」
こんな単純な分かりきった正論でさえ、世論というものは一端偏向し始めると、論じる人がいなくなるから恐い。こういう風潮は決していい社会とは思えないと憂いていたら、世の中の大勢に正面切って堂々と異論を唱える心強い味方が現れた。
それは7月3日の「櫻井よしこブログ」、『あえて言う“後期高齢者医療制度”は絶対に必要だ』に詳しく論じられている。
この国を憂える気持ちの強い桜井さんだからこそ、こういう論陣が張れるのだ。福田総理をはじめとする弱腰の政治家、マスコミの論調、世論の空気に迎合的なことを言う識者と呼ばれる評論家たちの振る舞いに、何か胡散臭いと感じたり、何か物足らないものを感じたり、どこかおかしいと感じておられる読者は、是非桜井さんのブログを読んでいただきたい。
われわれは、もたれかかる権利はあるが、あまりに重みをかけて他人の上にのしかかり、相手を破滅させてまで自分の身を支える権利はないと思うのです。「この国の若者達にこれ以上の負担を要求することを止めよう」と言う意見が澎湃と沸き起こってくることを願っている。
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