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★強い組織、弱い組織(自立と協業。トップの仕事)

今や年商1000億を超えた新興ネット企業の会長コラムより抜粋・補足、、、、


・ 社員には自分の頭で考えるように仕向ける

・ 社員に自分で考えさせてからトップが決裁する。

・ 社員の考えと自分の判断が7割方一致するようならば、その社員に仕事を委ねる


・ 社員が自立的に判断、行動出来るよう、情報やアイデアがスムーズに上がってくるよう、トップはカリスマにならないように、かつ(取り巻きに)カリスマにされないように(水戸黄門の印籠の如く利用されないように)細心の注意を払うべき


・ トップの仕事で重要なのは、事業を止める判断をすること。 引き際が一番難しい。 現場からは、止める、とは絶対言わないので、そこではトップの決断が非常に重要になる。 うまくいってる事業、継続事業についてトップがやることはあまりない


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



以下、当方感想、、、


 お互いが自立しつつ協力し合う組織は強い。

 そういう組織は、状況の変化に各現場が臨機応変に対応出来る。


 「稼ぐ」という一点に社員の意識が集中してると、「自立しつつ協力」という状態になれるのだと思う。 なぜなら、稼ぐことはサービスや製品の創造活動でプラスサムゲームで協業が有利になるから。


 「出世」という一点に社員の意識が集中してるとそうはならない

 ポストは有限だから、出世競争はゼロサムの足の引っ張り合いになる。


 ポストは会社が稼ぐための役割分担(歯車)に過ぎないと社員にすり込み、ポストに報酬をリンクさせない管理をする、、そういうことが必要なのかも知れない(ポストを無くすフラット化は指揮or伝達系統や意思決定が曖昧化するので企業の運営には向かない)。



 京セラのアメーバ経営は「稼ぐ」に社員の意識を集中させる点で優れていると思う。

 京セラもこのネット新興企業同様、何が本業か分からない会社である。

 社員が自立的にどんどんアイデアを出して、稼ぎ先を広げていくからそうなったのでしょう。

 

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