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ダドリーNY連銀総裁「利上げ時期はいつになるかわからない」
先ほどから急激にドル売りが強まっています。主に対ユーロや対ポンドが中心ではありますが…。このドル安の材料となったのは、ダドリーNY連銀総裁が「率直に述べると利上げ時期はわからない」と発言したことにあります。
ウィリアム・ダドリー氏はイエレンFRB議長の側近とされており、FRB内でも影響力が特別に大きいメンバーの1人です。元々はハト派(緩和派)ということもあって、個人的にはこの発言にそれほど驚きもないのですが…。
とはいえ、4月時点では6月の利上げについても言及するなど前向きな姿勢も見せていたので、この発言によって少なくとも6月はないと受け止める市場参加者が多かったのかもしれませんc⌒っ゚ω゚)っφ メモメモ...
ちなみに、同時に「利上げが年内に行われるという点で市場とFRBの間にコンセンサスが形成されている」ともしているので、この値動きにはちょっと違和感を感じてしまうんですよね。
まぁヘッジファンドの多くは、11月本決算・5月中間決算を採用していることから、今月5月は半期決算を睨んで積み上げたポジションを決済することが多くなるため巻き戻されがちではありますので、その辺が影響しているかもしれません(。-`ω-)ウン
目先の動きについてはこんな感じです。それから、昨夜行われていたEU圏財務相会合でギリシャ問題について話し合われましたが、予想通り合意は見送りとなっています。
また、ギリシャでは近く緊縮政策の実施に関して国民投票が行われるといった話もありますので、今日はギリシャ問題の現状についてまとめつつ、今後の為替相場展望について考えていきたいと思います。
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