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概況


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      
17840.52(-195.01)▼1.08%

□ナスダック       
4941.42(- 82.22)▼1.64%

□S&P500      
2085.51(- 21.34)▼1.01%

□ダウ輸送株       
8592.89(-108.58)▼1.25%

□半導体株(SOX)    
686.29(-  5.90)▼0.85%

□NY原油先物(6月限)   
59.63(+ 1.05)

□NY 金先物(6月限) 
1182.40(-27.60)

□バルチック海運指数    
591   (-  4)

□為替      
(対ドル)119.41(前日比0.52円安)
        
(対ユーロ)133.87(前日比0.46円安)

□CME日経225先物 
19410(-100)※大阪先物比



 4月末日のNY株式市場は、アップルの下落が重石となり続落しました。


 朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が大幅に減少し、1~3月期の雇用コスト指数の伸び率が市場予想を上回るなど、雇用関連指標の改善で早期利上げが意識され、長期金利が一時大きく上昇したことが株式相場を圧迫。

 その一方で、前日発表の1~3月期GDPが急減速したことに続き、この日発表された3月の個人消費支出の増加率が市場予想を下回ったことで景気の先行きに対する警戒感も強く、幅広い銘柄に売りが広がりました。

 発売したばかりの腕時計型端末「アップルウォッチ」に不具合が見つかったアップルが売られたことも相場の下押し圧力となりました。ダウとS&P500種指数は2日連続の下落。ナスダックは4日連続安で、8日ぶりに心理的節目の5000を下回りました。

 S&P業種別指数は、テクノロジーやヘルスケア(医薬品等)などの下げが目立ち、全10業種が下落しました


 個別銘柄では、主要3指数の構成銘柄でもあるアップルが2.7%安で指数の下げを主導。決算が市場の期待に届かなかったバイオ医薬品のセルジーンが下げ、同業のバイオジェンやギリアド・サイエンシズなどにも売りが波及しました。

 同じく決算が市場予想を下回った口コミサイト運営のイェルプが急落し、SNSのフェイスブックや電気自動車(EV)のテスラモーターズなどのいわゆる「モメンタム株」の下げも目立ちました。一方、中国企業への身売りが明らかになった画像センサーメーカーのオムニビジョン・テクノロジーズが大幅高となっています。

 ダウ構成銘柄では、アップル、ユナイテッドヘルス、ボーイング、ビザ、IBMなど27銘柄が下落した一方、アメリカン・エクスプレス、ウォルマート、コカコーラの3銘柄がしっかりでした。


 NY原油先物(WTI)は3日続伸。原油は需給改善期待を背景に買い優勢で推移し、連日で年初来高値を更新しました。終値としては昨年12月11日(59.95ドル)以来、およそ4カ月半ぶりの高値水準です。

 NY金先物は大幅反落。雇用関連指標の改善で早期利上げが意識され米長期金利が上昇し、為替市場ではドルが買われ、ドル相場と逆の動きになりやすい金に売りが出ました。




       

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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は大幅下落。下げ幅(538円安)は1年3カ月ぶりの大きさでした。上海総合指数や香港ハンセン指数も下げました。

 欧州株は英独ともに小反発。NY株は大きく続落し、ナスダックは心理的節目の5000を8日ぶりに下回りました。

 CME日経225先物(円建て)は1万9410円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万9520と比べ110円安い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万9700円 25日線

 1万9590円 一目基準線

 1万9520円 昨日終値

 1万9500円 心理的節目

 1万9474円 直近安値(4月20日)

 1万9424円 窓下限(4月6日高値)

 1万9410円 CME日経先物

 1万9255円 一目雲上限

 1万9099円 13週線



◆本日は3月の国内統計発表の集中日です。


◎3月の全国消費者物価指数(8:30発表)
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 前月は前年比2.0%の上昇で、昨年4月の消費増税による物価押し上げ効果が2.0ポイントと試算されているため、増税分を除くと実質的に1年9カ月ぶりの横ばいでした。3月は前年比2.1%程度の上昇が見込まれています。


◎3月の家計調査(同)
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 家計調査では消費支出が示されます。2月の消費支出は物価の動きを除いた実質ベースで前年比2.9%減少でした。増税前の駆け込み消費で膨らんだ前年同月と比べ減少が続いているものの、1月から減少率は縮小しました。3月の予想値は12%減で、増税直前の昨年3月と比較するため減少率が拡大する見込みです。


 同じ時刻(8:30)に3月の完全失業率(前月は3.5%)と有効求人倍率(同1.15倍)も発表されますが、いずれも前月と同水準が予想されています。



◎週間の対外及び対内証券売買契約の状況(8:50発表)
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 財務省が集計する指標。前週発表の4月12~18日までのデータでは、海 外勢の日本株の買越額は5952億円で、3週連続の買い越しとなっています。



◎4月の中国PMI(10:00発表)
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 中国国家統計局が4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表します。市場予想は50です。

 ちなみに、HSBCが先日発表した4月の中国製造業PMI速報値は49.2で、判断の分かれ目となる50を2カ月連続で下回り、1年ぶりの低水準となっています。



 また、10:30発表の3月の毎月勤労統計速報では、景気のバロメーターとして注目度の高い賃金と労働時間の動向が示されます。その他、4月の新車販売台数、大手百貨店5社の4月の売上高も発表されます。



◎週間の投資部門別株式売買状況(15:00発表)
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 財務省統計の対内証券売買契約に対して、こちらは東証の統計で集計の対象範囲が異なります。前週発表の4月第3週(13~17日)の海外勢の買越額は3083億円で、3週連続の買い越しとなっています。

 海外勢の3週合計の買越額は1兆3千億円を超え、他の投資主体(個人や金融機関等)の売りを一手に吸収する格好となっています。



 なお、5月1日はメーデーのため独仏および上海や香港などアジアのほとんどの市場が休場となります。

 NY市場では、景気指標として注目度の高い4月の米ISM製造業景況感指数が発表されます。前月は51.5で5カ月連続の低下となりましたが、4月は小幅な改善が見込まれています。その他、4月のミシガン大学消費者信頼感指数・確報値や4月の米新車販売台数の発表も予定されています。




◎市場変更
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 アップル(2788) 東マ→東2

 GDO (3319) 東マ→東2

 サイオス(3744) 東マ→東2

 ピーエイ(4766) 東マ→東2

 青山財産(8929) 東マ→東2

 新華HD(9399) 東マ→東2


◎主な決算発表
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 13:00 住友商(8053)

 13:30 伊藤忠(8001)

 15:00 ヤフー(4689)、ベネッセ(9783)

 15:15 大塚家具(8186)

 15:30 サントリー食品(2587)


 海外では、シェブロンが決算を発表します。




◆その他のトピックは、物価25達成が後ズレ・日銀展望、1~3の訪日客消費7000億円超え、中国が景気刺激策を示唆、欧州の消費者物価が5カ月ぶりマイナス脱却、警備保障大手がマイナンバー対応の新サービス、4月の軽自売低迷、JTの1~3月は営業減益、JTが米国の電子たばこ会社を買収、マーレジャパンが国産電機にTOB、野村不動産はメガロスにTOB。

 日航とANAの前期経常大幅増益・訪日客増が追い風、京王も訪日客増で客単価上昇、三越伊勢丹の前期純利益3割増・営業利益は計画未達、村田製や日東電の前期純利益が過去最高、富士通の今期純利益は大幅減、TOTOの前期純利44%減、牧野フ業績好調で増配、富士フイルム2期連続最高益見通し。

 植木組の前期は一転増益、関電は4期連続赤字、プリマの今期経常は最高更新、小田急の前期純利益が過去最高、三菱マ今期経常12%増見込み・配当も積み増し、第一生命の前期純利益が過去最高に、JR西の前期は最高益更新、ソニー今期純利益1400億円見通し、アサヒ上期経常を上方修正・自社株買いも、野村の前期純利益5%増、Jパワーの前期最終益50%増、りそなHDが通期最終益を上方修正、江守HDが民事再生手続き申請・・・等々。



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 >
 数日来高続きの時は反落する

 <相場高低判断>
 確かな歩調で上る





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【3】心に残る名言                        **
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 悟りといふ事は、如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違いで、


 悟りといふ事は、如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。


                        
   正岡 子規
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