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雑談


 電力需要に対する供給余力を示す「予備率」が、安定供給に最低限必要とされる3%を確保できるとの見通しから、今年の夏も節電の数値目標設定はどうやら見送られるようです。

 東日本大震災の発生直後は、東京電力管内で原発などの発電所が停止し、首都圏は深刻な電力不足となり計画停電に陥りました。今振り返りましても、異常な状況です。

 余力のあった西日本の電気を東日本に融通できなかったのは、西日本と東日本では電気の周波数が異なり、周波数を変換して送電できる能力も低かったことにあります。

 そもそも日本の電気の周波数が東西で50ヘルツと60ヘルツに分かれたのは、明治の頃に関西の電力供給を担っていた大阪電燈が60Hz仕様の米ゼネラル・エレクトリック(GE)社製発電機を導入したのに対し、関東の電力供給を担っていた東京電燈が50Hzの独AEG(現在はスウェーデンのエレクトロラックスの傘下)社製発電機を導入したことに起因します。

 ちなみに、世界的に見て周波数が混在している国は少なく、先進国では日本のみです。

 現在、周波数を変換して越境できる電力量は120万キロワットですが、経済産業省は段階的に変換設備を増強して、2020年台後半までには原発3基分に相当する300万キロワットの電力が東西間で融通できるようになる見通しです。
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