本日の市況

[ヒロろんさん]

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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　
１９９０７.６３（－　３０.０９）▼０.１５％

◎ＴＯＰＩＸ　　
１５８９.５４（－　　４.６５）▼０.２９％

◎売買高概算　　　２０億４５７９万株
◎売買代金概算　　　２兆７４６９億円
◎時価総額　　　５７３兆２６９８億円

◎値上り銘柄数　７５１　　
◎（年初来）新高値　１７３
◎値下り銘柄数　９６９　　
◎（年初来）新安値　　２１
◎変わらず　　　１５９

◎騰落レシオ（２５日）
１０７.００％（前日比４.１９％低下）

◎サイコロ（日経平均）　６勝６敗
●●○●●○○●○○○●　５０.０％

◎カイリ率（日経平均）　
２５日線比＋２.６７％　
７５日線比＋８.６７％

◎為替　　
（対 ド ル）１２０.５１（前日比０.２６円安）
　　　　　
（対ユーロ）１２８.３４（前日比０.８７円高）

◎出来高上位

１.みずほ　　＜８４１１＞　
２１３.６円（－　　０.７円）　９９６１万株

２.ユニチカ　＜３１０３＞　　　
５７円（＋　　　 １円）　６０３６万株

３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　
７７７.３円（－　　８.５円）　５９７４万株

４.川崎汽船　＜９１０７＞　　
３１３円（－　　　 ５円）　３３０２万株

５.レナウン　＜３６０６＞　　
２１８円（－ 　　　６円）　３２５７万株

◎売買代金上位

１.日経レバＥ＜１５７０＞
１７２２０円（＋ 　　６０円）　１８４０億円

２.ファストリ＜９９８３＞
４９７００円（＋ １２００円）　　８６４億円

３.ソフトＢＫ＜９９８４＞　
７２１１円（＋　 　９７円）　　７３８億円

４.トヨタ自　＜７２０３＞　
８３２６円（－ 　　４１円）　　６５８億円

５.ソニー　　＜６７５８＞
３６７７.５円（＋　５８.０円）　　６４７億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１０００万株　買い１４８０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前日比３０円（０．１５％）安の１万９９０７円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが５６ドル高となり、シカゴ日経先物が２万００８５円まえで上昇したことを受けて朝方から買いが先行、９：０７には上げ幅が６８円となって２万０００６円と約１５年ぶりに２万円の大台に乗せる場面がありました。買い一巡後は週末要因も加わって手控えムードが強まり、大引けは小幅安となっています。尚、４月限日経平均プションのＳＱ値は２万０００８円です。売買代金は概算２兆７４６９億円、上海総合指数は７６ポイント（１．９％）の大幅高で４０００乗せとなっています。

　業種別では、小売、情報通信、建設、土石などが高く、医薬品、海運、不動産、空運、食品などが下げています。

　個別銘柄では、タップ・ドリル・エンドミルなど様々な切削工具を手掛けるオーエスジーが３日連続高で大幅高、２０３円高の２６７３円と上場来高値を更新しています。昨日に２０１４年１２月～１５年２月期の連結純利益が前年同期比４９％の大幅増で２８億円になったと発表。業績好調を好感した買いが入っています。

　無印良品を手掛ける良品計画が大幅高、２０８０円高の１万９８４０円と値を上げて昨年来高値を更新です。昨日の引け後に１６年２月期の連結経常利益が前期比１４％増の３０２億円と４期連続で最高益を更新する見通しと発表。年間配当は１５年２月期１９０円と従来計画１７５円から増配し、１６年２月期も２１５円と増配する計画としており、好感した買いが膨らんでいます。

　ユニクロを展開するファーストリテイリングが１２００円高の４万９７００円、一時は５万０６５０円と５万円台に乗せる場面がありました。昨日の引け後に１５年８月期の連結純利益計画を前期比６１％増の１２００億円と従来計画から２００億円増額し、２年ぶりの最高益更新を好感した買いが膨らんでいます。特に中国や韓国で売上げ好調です。配当計画も前期比５０円積み増し、３５０円とします。尚、ユニクロの２０１５年の秋冬商品を全体として平均１割程度の値上げをすると発表しています。

　イオンも３日連続高で連日で昨年来高値更新、７９．５円高の１５２３円と大幅高です。昨日の引け後に１６年２月期の売上高にあたる営業収益が８兆円と前期比１３％増え、営業利益は同２４％増の１７５０億円になる見通しと発表し、好感した買いが入っています。

　その他、ボーイング関連のジャムコが１３５円高の４１５０円、インバウンド消費の代表格の三越伊勢丹が１９円高の２２５５円、中食業界首位でセブンーイレブン向けのおにぎり・弁当・惣菜類・パン・サラダ等の納入を主力とする「わらべや日洋」が昨日の３０８円高に続いて本日も１０６円高の２６８８円となり、いずれも連日で昨年来高値更新です。

　本日の新高値銘柄は、戸田建、大和ハウス、グリコ、一休、わらべや、三越伊勢丹、セブン＆アイ、クスリのアオキ、栄研化学、イハラケミカル、ジャムコ、ＯＳＧ、森精機、ソニー、ホンダ、京セラ、良品計画、ドンキホーテ、西武ＨＤ、ＮＴＴ、ニトリ、ファーストリテイリング・・・等々です。




　目立たないながらも連日のように上昇しているインバウンド消費関連の代表格『三越伊勢丹』（３０９９）。本日の終値２２５５円と素晴らしい上昇率となっています。

　外国人観光客に人気の高い銀座や新宿エリアに大型店舗を持ち、海外での知名度も高いことから訪日外国人の獲得で優位性がある同社。



　「オーエスジー」（６１３６）も大幅高、３日連続高となる２０３円高の２６７３円と上場来高値を更新。２６００円を突破してきました。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　新　規　　　Ａ
（3064）ＭｏｎｏｔａＲＯ 　5,300円

［クレディＳ証券］
　引下げ　Ｂ→Ｃ
（9104）商船三井　 370→ 390円

［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ
（2914）ＪＴ 　4,100→ 4,500円

　据置き　　　Ａ
（7453）良品計画　　19,000円

　引下げ　Ｂ→Ｃ
（8354）ふくおかＦＧ　 580円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ
（9983）ファーストリテ　51,000→55,000円

　据置き　　　Ｂ
（4061）電気化学工業 　430→ 540円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ
（6954）ファナック　22,750→30,000円

　引下げ　Ａ→Ｂ
（1963）日揮　 3,500→ 2,700円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ
（4005）住友化学　 550→ 730円

　据置き　　　Ａ
（9065）山九 　530→ 620円

　据置き　　　Ａ
（9364）上組　 1,250→ 1,360円

※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【４】４月・５月決算銘柄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　東証上場のおよそ８割の企業は３月が決算月となりますが、それ以外の月を決算期とする企業もあります。そこで本日は、４月・５月を決算期とする東証１部上場企業の一部をご紹介させていただきます。


＜４月本決算＞

　１７６６　東建コーポレーション　
　２５９３　伊藤園
　２９１０　ロックフィールド　　　
　６６３０　ヤーマン


＜１０月本決算で４月が中間期にあたる企業＞

　２６９５　くらコーポレーション　
　４６６６　パーク２４
　４９８９　イハラケミカル工業　　
　４９９６　クミアイ化学工業
　５２１８　オハラ　　　　　　　　
　７９６８　ＴＡＳＡＫＩ
　９６０３　ＨＩＳ　　　　　　　　
　９６７８　カナモト
　

＜５月本決算＞
　１３７７　サカタのタネ　　　　　
　１４１９　タマホーム
　２７９２　ハニーズ　　　　　　　
　３３４９　コスモス薬品
　３３９１　ツルハＨＤ　　　　　　
　３３９８　クスリのアオキ
　４７１６　日本オラクル　　　　　
　４８２５　ウェザーニューズ
　６４８９　前澤工業　　　　　　　
　６５０５　東洋電機製造
　６９０５　コーセル　　　　　　　
　７４２０　佐鳥電機
　７６３０　壱番屋　　　　　　　　
　８１５５　三益半導体工業


＜１１月本決算で５月が中間期にあたる企業＞

　２６９８　キャンドゥ　　　　　　
　２８０９　キユーピー
　３２０１　日本毛織　　　　　　　
　４１８７　大阪有機化学工業
　５９４２　日本フイルコン　　　　
　６１３６　ＯＳＧ
　６２１７　津田駒工業　　　　　　
　６４７４　不二越
　６９８５　ユーシン　　　　　　　
　７５９４　マルカキカイ
　９３６９　キユーソー流通システム


　尚、４月決算銘柄の権利付き最終売買日は４月２４日（金曜日）、５月決算銘柄の権利付き最終売買日は５月２６日（火曜日）となります。




日経平均株価が２万円ということは、２２５銘柄の株価を計算式に入れたら２万円になったという意味でしかありませんが、投資家は２万円という数値を様々に解釈します。端的なのは「到達点」か「通過点」かという観点です。株価は経済や企業収益を映す鏡であり、経済や企業収益が過去いずれの時期よりも好調であるとすれば、過去に出現した水準はいずれも通過点となりえます。