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概況


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      
17902.51(+ 27.09)△0.15%

□ナスダック       
4950.82(+ 40.59)△0.83%

□S&P500      
2081.90(+  5.57)△0.27%

□ダウ輸送株       
8668.58(+ 60.90)△0.71%

□半導体株(SOX)    
697.45(+  4.51)△0.65%

□NY原油先物(5月限)   
50.42(- 3.56)

□NY 金先物(6月限) 
1203.10(- 7.50)

□バルチック海運指数    
580   (-  3)

□為替      
(対ドル)120.15(前日比0.30円安)
        
(対ユーロ)129.52(前日比0.74円高)

□CME日経225先物 
19875(+ 55)※大阪先物比



 8日のNY株式市場は、様子見ムードが強かったものの小幅高で取引を終了しました。

 この日序盤の取引では大きな材料はなかったものの、個別材料株中心に買いが入り指数はプラス件で推移。為替市場でドルが下落し、ドル高による企業収益悪化懸念がやや和らいだことも買い安心感につながりました。

 午前に米エネルギー情報局が発表した週間在庫統計で、原油在庫の増加幅が市場の予想を大きく上回ったことを受けて原油相場が大幅安となり、ダウも追随して下げに転じる場面もありましたが、すぐにプラス圏を回復し、午後公表の3月17~18日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の内容を見極めたいとして様子見ムードが強まりました。これから決算発表が本格化することも手控え要因となっています。

 注目のFMOC議事要旨は6月の利上げの可能性を残す内容で瞬間的に株価は急落、金利は上昇、為替はドル高で反応しましたが、FOMC開催が弱かった3月の雇用統計の発表前だったことからすぐに落ち着きを取り戻し、指数は議事要旨公表前の小幅高の水準に値を戻しました。

 S&P業種別指数では、一般消費財・サービス(小売り、メディア、娯楽など)、ヘルスケア(医薬品など)の上昇が目立ち、金融やテクノロジーなどもしっかり。一方でエネルギーや通信、公益(電力等)が下落しました。


 個別銘柄では、新型モデルを発表した電気自動車(EV)のテスラ・モーターズが販売増への期待で上昇。アイルランドに拠点を置く大衆薬メーカーのペリゴに買収を提案した後発薬大手のマイランが急伸し、セルジーンやアムジェンなどのバイオ医薬品株の上昇も目立ちました。アナリストによる投資判断の引き上げを好感してスポーツウエアメーカーのルルレモン・アスレティカも上昇しています。

 一方、英BGグループの買収を発表した英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは財務悪化懸念から売りが先行。原油相場の大幅安を受けてエクソンモービルやシェブロンも下落。製薬大手のメルクは、同社の肝炎治療薬が米食品医薬品局に承認されたことが好感され買いが先行したものの引けにかけてマイナスに転じました。アナリストが投資判断を引き下げたアップルも軟調です。

 ダウ構成銘柄では、ナイキ、ホームデポ、ビザ、ベライゾンなどが高く、エクソンモービル、シェブロン、メルク、アップルなどが下げています。

 尚、取引終了後に主要企業の先陣を切って決算を発表した非鉄のアルコアは時間外取引で売り優勢で推移しています。


 NY原油先物(WTI)は、週間の在庫統計で原油在庫が予想以上に増加していたことが嫌気され大幅反落。金先物は利益確定の売りで続落となっています。





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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨晩の海外市場は、欧州株が反落した一方、NY株は小幅反発。CME日経225先物(円建て)は1万9875円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万9789円と比べ90円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0000円 心理的節目、大台

 1万9875円 CME日経先物

 1万9789円 昨日終値

 1万9667円 窓下限(4月7日高値値)

 1万9515円 5日線



◆昨日の東京株式市場は買いが先行。日経平均株価は年初来高値を更新し、約15年ぶりの2万円台回復が目前に迫りました。

 個別銘柄では、原油高を手掛かりにJX(5020)、東燃ゼネ石(5012)、石油資源(1662)などが軒並み高。好業績期待でトレジャーファクトリー(3093)や電通(4324)、イズミ(8273)などが物色され、引き続き三越伊勢丹(3099)や西武HD(9024)なども堅調でした。




◆尚、日銀は昨日の金融政策決定会合で年80兆円のペースで金融市場に資金を供給する現在の金融緩和の継続を決定。資金供給の手段としては、長期国債の保有残高を年80兆円、ETFを年3兆円、REITを年900億円それぞれ増やすとしている現在のペースを維持しています。景気判断は「緩やかな回復基調を続けている」で据え置かれました。

 黒田日銀総裁は会合後の記者会見で、2%の物価目標に関して2年前に示した「2年程度の期間を念頭にできるだけ早期に実現する」という方針は変わらないとしています。ちなみに、「2年程度の期間」について黒田総裁は以前、「2015年度を中心とする期間」であり、「(16年度に)はみ出る(可能性の)部分はある」と説明しています。

 昨日発表された3月の景気ウォッチャー調査(街角景気)では、足元の景況感を示す現状判断指数、2~3カ月後の景気を占う先行き判断指数がともに4カ月連続で改善し、いずれも好不況の判断の目安となる50を上回っています。



◆本日は11:00に3月末の都心オフィス空室率の発表があります。都心部のオフィス空室率は2月までに20カ月連続で低下しています。ちなみに、景気回復に伴う企業のオフィス移転の活発化→空室率の低下→賃料の上昇という図式が成り立ち、空室率の低下は最終的には都心に優良オフィスを持つ大手不動産の収益アップにつながります。

 その他、4月の日銀金融経済月報、4月のESPフォーキャスト調査の発表があります。尚、ESPフォーキャスト調査とは、経済成長率や消費者物価、為替などについて民間エコノミストの予想を集計したもので、注目度の高いマクロ指標となっています。

 また、東証は取引終了後に4月第1週(3月30日~4月3日)の投資部門別株式売買状況を公表します。ちなみに前回3月第4週(3月23日~3月27日)は海外投資家(外国人)が7週ぶりに売り越しに転じています。

 海外では、2月の独鉱工業生産、週間の米国新規失業保険申請件数、2月の米卸売在庫・卸売売上高の発表が予定されています。



◎主な決算
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 15:00

 ローソン(2651)
 Jフロント(3086)
 良品計画(7453)
 ファストリ(9983)など



◆その他のトピックとしては、温暖化ガス削減目標30年までに20%、貿易収支の黒字化近づく・2月旅行収支は過去最大の黒字、山中教授が富士F買収の米社とiPS特許の相互利用、信用評価損益率-9.763週ぶり改善、英蘭シェルが英BGを買収、3月のサウジの原油生産量は過去最大、信越化が台湾に新工場、旭硝子がインドネシアに火力発電所。

 すき家9月末に深夜営業再開延期、マクドナルド販売低迷続く、ファミマの前期5年ぶり経常減、ABCマート13期連続営業最高益に、サイゼリヤの9~2月経常は58%増、竹内製が前期業績を上方修正、レナウン黒字予想から一転赤字、ガンホー1~3月期営業益3割減、サンバイオの初値が公開価格割れ、ヒューリックが公募などで最大822億円調達、フジテックとアルデブロが自社株取得枠設定・・・等々。


◎明日の主な予定

 10日(金) 3月の中国CPI・PPI



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 安値は買うべし

 <相場高低判断> 浮動相場で変化なし




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【3】心に残る名言                        **
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 問題意識があれば、情報は自然に頭のなかにはいってきます。

  
 しかし、どんなにたくさんの情報を集めたところで、その情報をどう見るかという自分の「見方」を持っていなくては、情報は一本の糸でつながりません。

                 
     邱永漢 株の原則
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