http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLN5EP6S972F01.html
↑コアCPI上昇率0%、コアコアCPI上昇率0.3%(増税影響除く)
これから暫く黒田デフレになるようです。
黒田理論だと、原油価格が下がると自動的に物価も下がるらしい。
しかし、欧米でも中国でもそういう傾向は見られない。
なぜなら、どの国の中銀も、黒田日銀のようにインフレ率の低下(=景気の低落)を放置して観察し続けたりしないから。
国際原油価格がどうなろうが、インフレ率(=景気)を適正水準に保つべく通貨供給量を調整するのが普通の中銀だが、気印中銀(黒田日銀)はひたすら何もせず、景気の低落、国民の貧窮を観察し続ける。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLT7W26K50YE01.html
↑リフレ派(というかノーマル派)のはずだった日銀新委員もすでに転んだようです。
このヒトも原油価格が下がれば物価も自動的に下がると思ってるらしい(笑)
原油価格低下のプラス効果を(日銀の緩和不足による)インフレ率低下のマイナス効果で押しつぶしてるのが今の状況なのだが、それが分かってないらしい。
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この状況で10%増税にいけるのだろうか?
前回増税時よりもインフレ率が低い状態から10%増税に行くとどうなるんでしょうね?
安倍総理から黒田総裁へは相変わらず何もないらしい(今月の会見でも相変わらず何も言わなかったとのこと)。 もはやどっちが総理だか分からん。 黒べえやりたい放題である。
安倍総理は集団安保と外交ゴッコとスキャンダル攻撃対応にかまけすぎで(後の二つはたぶん官僚差配)、景気と支持率の足下を着々と崩されてるのが分かってないようだ
黒田含む財務官僚の景気低落攻撃から国民生活を守るのが先決と思うのだが、、
(これだけ無能(諸外国比)でも円高デフレの民主党政権より100倍マシです、安倍政権(笑))
(補足)昨年10月末追加緩和後の某エコノミスト推計:
某エコノミスト推計では今年1~4月に追加緩和が必要になるとのことだったが、現在0%に達したことからすると、推計は概ね当たり。 こういうまともな推計も黒田支配(笑)が強まると出しにくくなるのかも。 国内景気はますます読みにくくなるかも。
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黒田デフレでの投資スタンス、、、、
・ 海外は欧州緩和、米国利上げ延期で景気上向き。
・ 国内は黒田デフレでインフレ率ゼロ%近辺に張り付き、経済成長は1%未満?
・ ドル円は110~120?
・ ドル円110でも営利率が高い外需企業(拠点の海外分散が進んでるor圧倒的競争力保持)は黒田デフレ下でも海外景気回復を取り込み着実に業績を上げていく可能性
・ 7月に追加緩和がある可能性
・ ただし、安倍総理と黒田総裁の力関係逆転(のように見える、、最近、総裁に対しやたら総理が弱気)から昨年10月末のパニック的追加緩和(笑)になるか疑問
・ 夏場以降?、米国の利上げによって漸次、円安圧力が高まるが、円安阻止で日銀が緩和を抑える可能性もある