サブプライムの余震

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

はるるっぴさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ638件目 / 全652件次へ »
ブログ

サブプライムの余震

ひとりごと日記です。


●サブプライムの余震


ヘッジファンドは、過去にないくらいボロボロ。

現物は、全然ダメ。
先物だけが、元気はつらつオロナミンC。

つまらない(ー_ー)!!


CTA(マネージド・フューチャーズ)は、
元気が良すぎて困る。

CTAを、元気にさせているのは、
コモディティを買っている投資家です。

買っている人は、自分のお金で原油や食料品価格が
高騰して迷惑をかけている自覚はない。


さて、

3月にベア・スターンズは、救済されたのではなく、
集中治療室に送られた。

FRBに、救われたのは、JPモルガンだった。

JPモルガンは、ベアにお金を一杯貸していた。

JPモルガンの人は、
ベア・スターンズを救済したと言っていた。
表向きは、そうだろう。

CDS市場は、約62兆ドル。
アメリカのGDPの5倍。
ここ4年間で20倍になった。

長期投資家でも、
もし、CDSの意味もわからないとヤバイかもしれない。
お近くの証券会社または、銀行にお問い合わせください。

FRBは、金融機関の最悪期はすぎたと、言っている。

これは、システムリスクの最悪期がすぎたという意味。

意味を間違いないようにしましょう。


アメリカの企業は、メチャメチャ倒産している。
アメリカで問題になっている金融機関は、
40行から90行に増えた。

ピカピカ~の
30銘柄しかない
ニューヨークダウを見ていても
アメリカ経済の実態はわからないだろう。


ヨーロッパは、会計基準が違うので、損失はこれから。


世界のヘッジファンドは、すでにバタバタ倒れている。


FRBは、時間稼ぎをしている。それでいいと思う。

時間稼ぎをしているから、早く損失処理をしろ!!
と言っている。


ローンと証券化商品の損失は、

IMFの試算だと、9,450億ドルだった。

最初の試算は、2,000億ドルだった。

アメリカの住宅価格が下落を続けているので、
このままだと、9,450億ドルで、すむ訳ありません。
常識があれば、わかる。

SWFは、欧米の金融機関に
600億ドルいれた
今、その金融機関の株価下落で、350億ドルになった。

250億ドルも含み損がでたら、もう入れてくれない。


英バークレイズに三井住友とカタール投資庁が
お金をいれた。

この件については、
三井住友の幹部に聞かないとわからない。

直近に会う予定もない。
もっとも、本当の理由は、教えてくれないだろう。


野村のリチャード・クー氏の論調の通り、

アメリカが、公的資金投入か、何らかの財政出動をすれば、
空売りの買戻しと、新規の買いにより、株は、ドデン買いになると思う。

しかし、アメリカは、今年大統領選挙があるので、
大胆な政策が打てるだろうか。


今回の問題の本質は、証券化商品が複雑すぎて、
専門家が、さっぱりわからないことあるのだろう。


地震にたとえましょう。

サブプライムの大地震があった

ケガをしたけど、大丈夫だった

のんきな人は、避難所から、家(相場)にもどって
株券を捜している。

大地震のあとなので、不気味な静けさがある。

もし、次に大きな余震があると、痛んでいる家は、崩壊する

株券を捜している人は、今度は、逃げられるのだろうか。


余震に気をつけましょう。


そして、世界の英知に期待したい。


余談

わたしの証券会社の担当者が言っていた。

「みなさん、株があがると、いつも楽観的になるのですね。
株が下ると、あわてて売る人がいるのですよね。
反対ですよね」

(・.・;)

「昨年も中国株やインド株が高いとき、
売ってほしかったです。

わたしたちは、そんなこと言ったら、
上司にしかられる

(>_<)

ので、言えないのですよね。」


証券会社には、証券会社の立場があります。

売ったり買ったりしてもらわないと儲からない。

投資信託は、もっていてくれれば、手数料がはいるので、
親切に持っておいてくださいとおっしゃる。
いつになっても、売れない。

株は、持っておいてくださいと、言ってくれない。
持っておいてくれても、手数料がはいってこない。
売ったり買ったりしてもらわないと困る。

ある証券会社に、
ハッスルプランがあると聞いたことがある。
なにを、ハッスルするのだろうか。

(・・?

証券会社は、
次々とテーマを変えてくる。
今だったら、電池かな?よくわからないけど。

証券会社の本来の社会的使命は、
顧客の資産を増やすことだと思う。

忘れたらしい。


野村證券の元会長 氏家氏のお言葉

「証券会社は、手数料の多さを競うのではなく、
顧客の資産を増やすことを競うべき。
それが、いずれ、顧客の信頼につながる。」


証券会社には、いい人がたくさんいらっしゃる。


日本の証券会社の信頼回復を期待したい。
1件のコメントがあります
  • イメージ
    Osirisさん
    2008/6/27 16:23
    >証券会社の本来の社会的使命は、
    顧客の資産を増やすことだと思う。


    ^^; もう苦笑い・・・面白い日記です。そしてとても興味深く参考になります。
    投資暦1年・・・・この日記を見て、後10年は続けられる。そう思いました(笑)
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ