スタンド、アローン ３月２２日(日）１７時１２分

[堅実さん]

（これは、１月９日の日記です。再度、掲載致します。）

　新年に、あるいは、成人式にふさわしい歌はないかと、考えました。静かですが、その奥に力強い、何かを感じます。

「坂の上の雲」の主題歌です。格調高い感じがする。人は孤独で、時々、挫けそうになる。それも人である。しかし、人は何とか生きようとする。それが人である。この画面の風景は、この日本の何処にでもある、山道である。これを見ると、この日本に、生きている人々を思うし、また、これから生きていくことの、不安と苦悩、そしてその先に、かすかな希望を感じる。人の歩みは常に順調とは、限らない。いや、その過程は、順調どころか、ぬかる道であり、悩みや苦しみであることの方が、多いはずである。

　しかし、それでも人は生きる。その先に何があるか分からない。更なる困難と難問が、待ち受けているかもしれない。それでも人は生きていく。打ちのめされて、心身とも疲れはてても、それでも人は生きていく。その先は、生きて来て良かったと思える日が、必ず来ると、微かな希望を抱いて。

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