強い生き方 ３月１３日（金）１８時２８分

[堅実さん]

　この歳になって、こんな事を考えるのは、珍しいと思う。人生、最強の生き方は無いかと。そこに、最強で無くても、より良い生き方はあると思う。しかし、それは、少しの努力と忍耐を必要とする。そしてその生き方は、聞いてみると実につまらないし、聞いた処で、たいして新鮮味の無いことである。

　その一つに、誰でも知っているウサギとかめの話である。のろまな亀は、ゆっくりと動くことしかできない。しかし、その最後には、遊んでいたウサギに勝った。この話である。これを誰でも知っているが、実践することは、そして続けることは、誰でも難しいと考える。しかし、その先である。とにかく続けてみる。これが出来るかである。

　健康には気を付けている。しかし、これをやっている人は少ない。近所の老人が、毎日家の前の道を散歩している。大体、一日に２時間くらの散歩である。しかし、いたって元気だ。これだろう。難しい理屈はつけてない。ただ、歩いているだけである。

　健康には気をつけていても、それを実践している人は少ない。この差がおそらく、５年の健康寿命の差となっているのだろう。

　株式投資ではどうか。のろまな投資でも、確実な利益を出す方法が、トータルリターンは大きいと思う。ポートホーリオを守ることである。今後、上げ下げは有るとしても、今の上昇基調は変わらないであろう。ただ、この相場も何時かは終わる。そして１年に一度や二度、１割は下げる時がある。ただ、気になるのは、ＰＥＲの水準である。４０倍とか５０倍とかは、それなりの理由は有るが、これが８０となったら、１９９０年のバブルと同じになる。これは、注意すべきである。

　今、長期相場の中ごろだろうか。止まらなくなってしまった。株価慣性の法則で説明出来るようだ。