ブラザー工業は、英国の産業用印刷機器メーカー、ドミノ・プリンティング・サイエンスを買収することで合意し、買収額は約1890億円に上る見通しだそうです。
ブラザーは、中長期の経営計画で連結売上高１兆円（2014年３月期は6168億円）を掲げており、海外企業の合併・買収（Ｍ＆Ａ）をてこに業績拡大を狙っているようです。
ブラザーはドミノの全株式を現金で取得し、完全子会社化する方針で、手元資金や金融機関からの借入金を充てるそうです。
買収手続きでドミノ株主総会の決議や英裁判所の承認を得る必要もありますが、６月下旬に買収が完了するとのことです。
名古屋市内で記者会見したブラザーの小池社長は、今回の買収について「過去最大の買収。産業用印刷機器という新たな事業基盤を獲得できる」と説明したそうです。
ブラザーにしては大きな買い物ですね。
地元企業としては、ぜひ成功してもらいたいものです。
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