jojuさんのブログ
米国利上げの影響
今年の世界経済に対する竹中平蔵氏の見解(抜粋)
アメリカの金利が上昇するということは、ドル建て資産の利回りが高まるということになるので、ドルに対する投資が増える。新興国からアメリカにお金が流れ、結果的に新興国が為替安になり、通貨切り下げになり、インフレを招き経済を混乱させるであろう。その意味ではアメリカに頼りながら今年の世界経済は緩やかに成長する。しかしアメリカの手綱さばきが極めて重要である。アメリカに大きな注目が集まる一年になるであろう。
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上記へのコメント
今は新興国に先進国企業の生産拠点がシフトしているので、通貨安=国内生産優位度の増大=景気上昇=設備投資&純投資の資金流入、という流れもある(中国などはこのパターンが顕著)。
資金移動に双方向の流れがあるので、かつてのように資金流出で経済混乱とはなりにくい。
加えて昨今は中国爆食が消え、資源安ゆえ過剰インフレにはなりにくい。
調整弁が複数あるので尚更混乱は起きにくい。
逆方向の資金移動のタイムラグが大きい資源輸出依存国では当面混乱するかも知れないけど、、、(オーストラリアは自国通貨が高すぎと言ってるくらいだから、大した混乱にならない?)
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