http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42939
↑ みん株自動伏せ字部分はsとm
この記事の新産業革命説は??ですね。
単に景気水準が低く消費水準が低いことによる資金需要低迷、金利低迷でしょう。
この背景には中銀の通貨供給不足がある。
実際、通貨供給不足度の高い日欧では景気水準は低い。
だから日本の2015が良くなるかどうかはやはり日銀の金融緩和度合いに左右される。
それが抑制的で円安進行が止まるならば、景気の盛り上がりはそれほど強力にならない。
もちろん原油安効果はあるが、それ以上に金融緩和(円安、物価上昇率に表出)による金回り増大、景気浮揚効果のほうが大きい。
それがベースにあっての原油安効果だったり、財政出動効果だったり、、なのです。
金融緩和を押さえ込まれると、原油安効果も財政出動効果も大きく減じるし、賃上げは企業収益を圧迫するだけに終わる(もはや財政出動にはそれほど期待出来ないし、、)
で、黒田日銀は金融緩和を抑える気まんまんなのだから、2015に過度な期待は禁物
(エコノミストらによる日銀の追加緩和は4月との見立てが昨年まで多数だったが、現在は7月
に後ずれし、追加緩和せずの予想も出始めている)
金融緩和抑制指向(欧州の金融政策も転換)でない海外は盛り上がっても、そうでない日本国内の盛り上がりはそれほどでない、、、そう見る方が妥当。
海外比率の高い日本企業は好業績になるが、国内主体の企業業績の伸びはそれほででない。 そうなる可能性が「今のところ」高い。