昭和電線ＨＤに意外性との声・熱電変換素子で省エネ革命の期待

[agawaさん]

昭和電線ホールディングス（５８０５）がジリジリと上を取る構え。
新エネルギー・省エネルギー関連人気が根強いが、現在、同社は産業技術総合研究所（旧通産省工業技術院）の開発した熱を電気に変える熱電変換素子の企業化を進めている。工場、自動車など一次供給エネルギーが排出している熱は原油換算で年間４億キロリットルと試算されている。これはわが国の年間原油消費量２．４億キロリットルから見ても膨大なエネルギー。この廃熱を電気に変えることができれば画期的な省エネ革命に直結する。
筆頭株主の東芝が海外で巨額な原子力発電受注を続々と獲得していることも刺激材料。
ＪＲ東海の中央リニア新幹線向け超電導コイル需要拡大も期待されている。
内外で活発化している電力設備投資増加から今０９年３月期は前期比７割近い経常増益、増配の見通し。
カラ売りも増加、「意外性あり」とマーケット関係者。
昭和電線ＨＤの株価は１０時１４分現在１６５円（３円）。