｢まだﾋﾞﾀ一文儲からねぇ株やってんのかﾕﾘｯﾁ！もうやめれったらやめなｼｬﾚ！｣
｢ｵｼﾞｻﾝこそ低ﾚﾍﾞﾙﾀﾞｼﾞｬ連呼はもういい加減やめてくれない？耳にﾀｺができちゃうよ｣
｢そう冷たいこと言わねｰでさ｡ﾀｺでねくﾎﾚひよこぴょこぴょこみぴょもももも｡｡｡｡｣
早口言葉も適当に誤魔化し､｢ｶｴﾙぴょこじゃん！｣と指摘する私にあまりに定番な銘菓ひよこを押しつけてから､
｢それでは皆さんっ､山手線東京～上野間で作ったﾀﾞｼﾞｬﾚを発表します！ﾊﾟﾝﾊﾟｶﾊﾟｰﾝ！｣
私と母しかいないのに､何が､皆さん､なのでしょうか｡｡｡｡？
ｵｼﾞはこたつからおもむろに立ち上がり､咳払いをして発表を開始しました｡
｢ﾗｲﾀﾞｰｰ変身っ､ﾄｳっ(ｱｸｼｮﾝつき)､ｷｮｰ着いたぞ､東京｣
｢とｰきょｰとっきょきょきゃきょきゅ舌噛んだじゃねｰかよ､神田｣
｢ﾒｲﾄﾞはいいが冥土は早いぜ冬でも頑固に秋葉原｣
｢なんでだべ弘前にもある早稲田に青山におかちぃ町だよ御徒町｣
｢ああｳｴﾉ向いて歩こうこれでｻｲｺﾞｰ愛しﾃﾙﾋｺ｣｡｡｡｡
｡｡｡｡よくもまあ､こう次から次と超低俗ﾀﾞｼﾞｬﾚ吹雪を私に容赦なく浴びせるものだと凍りついていると､不意に真面目な顔でﾀﾞｼﾞｬﾚ手帳なるものをﾊﾟﾀﾘと閉じたｵｼﾞが､視線を迷子のように泳がせながら呟きました｡
｢しかしよぅ､東京はどこ行っても人ばっかりで目ｪ回るなぁ｡おれ､実際駅で遭難するかと思ったよ｡｡｡｣
｢｡｡｡そうなんだｰ｣
私の得意技､必殺ﾀﾞｼﾞｬﾚ返し｡見事に決まって､うぅ､とうなだれたｵｼﾞが言いました｡
｢ﾕﾘｯﾁよぅ｡｡｡｡株よりﾀﾞｼﾞｬﾚやったほうまだ､報われていいんじゃね？｣
私も､そうかもなｰと悩んでいると今度は母が､
｢このひよこの頭とお尻｡どっちから先に食べればいいかしらねぇ｡どっちからでも､ｹｯｺｰな話｡｡｡？｣｡｡｡｡
一瞬にして空気のﾄﾚﾝﾄﾞが変わったことを察した私は､ﾀﾞｼﾞｬﾚ合戦は三つ巴､当分もみ合いになるに違いないと確信してしまいました｡
寒い中､施設通いや重たい荷物を運んだりお疲れなのににゃ～
姫！ こんちわっ！
はっはは！まあいいや。で、コメントして歩いてます。
殴っちゃやーよ！ 
