今晩の米雇用統計の結果を受け、ＮＹ株がどう反応するかが重要

[kab**cious*apa*さん]

 

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市況レポート

9日の東京市場・日経平均株価は小幅
ながら３日続伸。

後場寄り付きは買いが先行し、買い一巡
後は次第に上値が重くなり、円強含み推移
とともに株価指数先物主導で売られ、軟化。
後半は、売買が交錯し、前日終値を挟ん
で、もみ合い商状た。今晩の14年12月米
雇用統計の発表や、あすからの3連休を
前に、手控え気分が尾を引いた形となりま
した。なお、きょう算出の日経平均ミニ先物・
オプション1月物のＳＱ確報値は1万7,341円
88銭。

後場は現物株の指し値買い注文が少なく
なったところに、為替連動とみられる機械的
な先物売りに押された格好。
『幻のＳＱ』（日経平均がＳＱ値にタッチしない
状態）にはなりませんでしたが、ＳＱ値を下
回って引けたことで週明けは上値抵抗線
として意識されます。

今晩の米雇用統計の結果を受け、ＮＹ株が
どう反応するかが重要とみて来週以降の相
場を見ていきます。
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マーケット
日経平均株価 ：17,197.73円(+30.63円)
NYダウ　　　 ：17,907.87ドル(+323.358ドル)

為替
ドル　/円　　：119.45円
ユーロ/円　　：140.93円
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本日の値上がり率ランキング

【6944】アイレックス　156円　（+47.17％）
【7831】ウィルコHD　175円　（+40.00％）
【6255】NPC　 305円　（+35.56％）
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来週の相場予想

来週は海外市場を睨みながら狭いレンジでも
み合う展開が想定されます。

1月12日が成人の日で祝日となるため、週明
けの米国市場の影響を強く受けた動きとなる
でしょう。
株安の主因ともいえる原油相場は下落一服と
なっており、欧州ではギリシャ不安が後退し
量的緩和への期待も高まってきています。
国内では、経済指標12月国内企業物価指数
や11月機械受注を除くと目立ったものがなく、
企業決算では13日から14日にかけて小売や
外食各社が集中しているものの、現状注目度
が高い企業はないと見ております。
外部環境頼みの中で米国市場も経済指標では
12月小売売上高など材料が限られます。
企業決算では金融株が中心。好業績が相次げ
ば景気回復期待から日本株にも好影響を与え
そうと見て来週以降の相場を見ていきます。
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来週の主なスケジュール

1月12日(月)：成人の日
1月13日(火)：11月国際収支　12月景気ウォッチャー調査　12月倒産件数
1月14日(水)：12月マネーストック　12月工作機械受注速報値　30年国債　　　　　　　　　入札
1月15日(木)：12月国内企業物価指数　11月機械受注　黒田日銀総裁が　　　　　　　　　日銀支店長会議で挨拶
1月16日(金)：11月第3次産業活動指数　米12月鉱工業生産・設備稼働率　　　　　　　　　米1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
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