作家の中の、太陽と月

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作家の中の、太陽と月

村上春樹のエッセーだったはずだけど、

元記事が発見できない。

けれど、こんな話だった。

 

村上春樹は、毎日早朝(4時頃)目をさまして、

それから小説を書くのだという。

昼まで仕事して、飯食って休んだら、あとは体を動かす。

マラソンとかしてるらしい。

 

どこだかしらないけれど、

町中を走っていたら知らない人に声を掛けられて。

「あの、村上春樹の家ってこの辺じゃないですか?」

「さぁ、しらないなぁ・・・」

と言って、走って逃げたと書いてあった。

 

話が飛んでしまった。

その話じゃなくって。

 

いつだったか村上春樹は出版社の仕事の都合で、

泊まり込みとなった。

取材だか何だかあったんだろう。

 

そこで出くわしたのが、橋本治だった。

 

村上春樹は早朝に起きて、夜9時には寝てしまう。

橋本治は夕方に目をさまして、早朝には寝てしまう。

このふたりの接点は、夕飯の時しかないのだった。

 

そんなことを村上春樹が書いていたので、

なんとなく微笑ましくなった。

 

村上春樹は太陽のように活動するが、

橋本治は月のように仕事する。

ホントに、なんだか笑えてしまう。

 

 

 

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