本日の市場速報

[ヒロろんさん]

野村ホールディングス＜8604.T＞、大和証券グループ本社＜8601.T＞などをはじめ証券株が軒並み安く、業種別値下がり率で上位にランクされている。
前週末の欧州株式市場はドイツ、フランスをはじめ総じて売りに押される展開、米国株市場でもＮＹダウは小反発したもののナスダック指数やＳ＆Ｐ５００指数は続落と不安定な動きにあり、東京市場でも世界株安の流れを引き継ぐ格好となっている。
７日には１２月のユーロ圏ＣＰＩ速報値が発表されるほか、９日には１２月の米雇用統計発表を控えており、全般はこれを波乱要因として警戒するムードが強い。
そのなか証券株は株価下落による投信など運用成績の低下や、投資家の買い手控えに伴う手数料収入減少など収益環境悪化を懸念する売りが優勢となっている。