全国の主な百貨店の初売りが始まり、売り上げは上々の滑り出しとなったようです。
円安や原材料高などで商品の値上げが広がり、福袋については、目当ての商品やブランドに絞った「堅実消費」が目立つ一方で、外国人の買い物客が多く、売り上げを支えているようです。
百貨店激戦区の東京・新宿では、店舗売り上げ日本一の伊勢丹本店で、用意された約4万個の福袋が2日午前で大半が売れたそうです。
食品やタオルなどの実用的な福袋が人気で、3日までの売り上げは前年を数%程度上回っているそうです。
2日から冬のセールも始めた高島屋も3日までの売り上げが新宿店で8%前後、日本橋店で約4%、それぞれ前年を超えたようです。
元日営業が好調だった西武池袋本店なども含め、円安を背景に「訪日外国人の買い物客が多い」(広報)のも今年の特徴だそうです。
大丸梅田店は、2日の売上高が前年の4.2%増で、外国人客の免税売上高は3倍に増えたそうです。
スーツケースに旅行カバンと肌着を詰め合わせた福袋(税込み4万3200円)など、外国人客向けの商品が軒並み即日完売したとのことです。
このまま年間を通じて好調が続くといいですね。
3099:1,506円、 8233:967円、 3086:1,407円