吉野家は、牛丼並盛りの税込み価格を、今月17日から80円値上げして380円にするそうです。
主力原材料の米国産牛肉の相場高や円安が要因で、牛丼チェーン大手では、松屋フーズが今年7月、実質的な値上げをしたほか、すき家も8月に値上げしており、デフレ経済を象徴する存在だった牛丼業界で価格を見直す動きが広がっているようです。
吉野家の値上げは17日午後3時から全店で一斉に行われ、現在に比べ、牛丼は大盛りが90円高い550円、特盛りが120円高い680円となるそうです。
牛カルビ丼は全サイズで100円、牛鮭定食など定食メニュー7品は30~100円値上げするそうです。
同社によると、牛肉の取引価格は、新興国での需要拡大などを背景に、昨年の同じ時期に比べて2倍近くまで上昇しているとのことです。
9日に東京都内で記者会見した河村社長は「牛丼ファンに負担をおかけするのは、心苦しい限り」と話したそうです。
これで他社(特にすき家)も追随してくるんでしょうね。
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