経済と数学の矛盾について

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経済と数学の矛盾について

本題に入る前に注意点を書きます。

最近よく、専門家が、欧米の金融機関の損失が予想よりも
少ないなどといっている様子ですが、

そんなこと言っていると笑われますよ(*_*)
信じられないくらい専門家は、ダメ。

いわゆる「とばし」をしています。
損失をわからないように
証券化商品の「とばし」です。


アメリカの住宅価格が下落し続けているのに
含み損が減るわけありません。

「とばし」も見破ることができない専門家は
立派な、しろうとさんだと思う。

さて、本題です。


○経済と数学の矛盾について

ヘッジファンドのことを知らないで、投資することは、危険なので、簡単に例をあげて説明します。

今の相場を動かしているのは、ヘッジファンドです。

先物市場を完全制覇しています。

投資をするからには、忙しくても、その市場を動かしている人たちのことを勉強すべきでしょう。

CO2ではなく、ノルマ営業に汚染された、野村も大和も、
足元の東京市場も外国人に完全制覇されて何もできない。

何もできない人たちが言っていることを聞き流す
訓練も必要でしょう。

ヘッジファンドは、数学の世界です。
売買しているのは、ほとんどロボットです。ロボットトレーディングといいます。


映画のターミネーターの世界です。


今、起きているのは、数学の確率論と実体経済の
矛盾だと思う。

例をあげます。

アメリカの土地はただみたいものです。
日本人には、この感覚が、わかりません。

日本人の発想しかできない投資家は、
これから、ますます厳しくなると思う。

もとい、アメリカの不動産は、建物だけの価値です。
アメリカは、上ものがなくなったら、土地はただみたいなものです。
(もちろん、都市部は除きます。)

今、空き家に泥棒さんがたくさんいて、市当局が困っています。
建物を壊してちょうだい(^^ゞ
と言っています。

アメリカの場合、建物がなくなれば、価値なしになります。

住宅の証券化商品をたくさん持っているヘッジファンドが、いっぱい損するでしょう。

そのヘッジファンドにお金を貸している商業銀行は、もっと損するでしょう。

アメリカのベア・スターンズがJPモルガンに救済されたと報道されました。

おおいなる錯覚を起こします。

ベア・スターンズにJPモルガンがお金を一杯貸していました。
FRBがTSLFで、JPモルガンを救済したようなものです。

ベア・スターンズは、倒産しました。

市場関係者のうわべ情報を聞いていると、間違います。
投資家は、判断を間違えると損失します。
証券会社の投資アドバイザーは、判断を間違えても損しません。

転勤していなくなります。
ご年配の方がクレームを言うと、
「前の担当者のことなので、わかりません。」でしょう。

日本を代表する経済誌の日経さんも、非常識・不見識なので、残念に思う。
(すごいひとりごとです。)

さて、アメリカで、ローンを借りていた人は、
walk awayといって、
キーを返せばそれでおしまいです。(^_^)/~

家を捨てたら終わりです。(ご存知のとおりです。)

日本と違って借金は残りません。


さて、わかりやすく具体例をあげます。

たとえば、はるるっぴが、1億円のマンションをローンで買ったとします(*^^)v

(うそですけど。たとえです。)

ヘッジファンドの数学者博士は、その価値を確率的、数学的、減価償却的に計算します。すごく簡単にいえば10年後の価値を5,000万円と計算します。

ところば、経済の現場は、そのようにいきません。
はるるっぴの隣のひとが、お金に困って、2,000万円でそのマンションを、売ったとすると

1億のマンションの価値が、とたんに2,000万円に下落します。
(>_<)

数学者は、そこまで考えていません。

この数学と経済の矛盾が今回のいわゆるサブプライム問題の基本的な考え方です。

わかっていない人が多いです。(ひとりごとです。)

数学の確率論と実体経済とのおおきな矛盾がでてきた訳です。


○今の相場

なんてことない、空売りの買戻しかもしれません。

日本株をよく知っている外国人好みの銘柄が上がっていません。
ちなみに、外国人投資家もピンキリです。

日本株は、まもなく調整するかもしれません。


株式投資は、誰も買わなくなったときがチャンスです。


しかし、株は、うそみたいに安い値段で買ったあとも下るときがあります。
そのときは、あきらめましょう。

投資は、慈悲の気持ちが大切。自分だけ一番安いところで買おうとするのは、甘いと思う。

しかし、銘柄選びを間違いないように。
特に市場関係者の推奨する銘柄には要注意です。現場を知らない目先筋が多い。
ジェットコースターが、好きな方は、どうぞ。


○史上最強の投資家ウォーレン・バフェット氏について

本屋さんにたくさんある安っぽい株雑誌ではなく、
史上最強の投資家ウォーレン・バフェットさんから投資を学ぶべきでしょう。

史上最強の投資家
バフェトの教訓(徳間書店)

初心者にもわかりやすいと思う。

長期投資家は、

学者から学ぶのではなく、
成功者から学ぶべきでしょう。

おしまいです。

PS.

元モルガン出身の実力派のディーラー

藤巻さんも、サブプライムを甘く見ていたとおしゃっています。今は、スタグフレーションになっているので、
個別銘柄が、どうたらこうたらといっている場合ではないと
思う。

じっと見守っていれば、いいと思う。
わたしのような長期投資家は見守るのは得意です。

ひとりごと日記なのでコメントには、お返事できません。
ご了承願いますm(__)m
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