日経平均株価予想と本日の先物の推移 2014年8月27日

[火の用心さん]

日経平均株価
15,534.82
+0.09%


日経２２５先物（日中）
15,520.00
-0.06%





【本日の日経平均先物の動き】

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付きから強く、右肩上がりの展開で１７１５０ドルを超え、史上最高値を更新しました。　しかし、その後は失速し、少し下げた位置でのもみ合いが長く続きます。　そして、引けにかけて売りに押されて、更に値を下げて大引けとなりました。　上がった事には違いは無いのですが、高い所まできましたので、利食い売りも多かったのでしょう。　終値での史上最高値更新とはなりませんでした。　ここから一気に上に抜けて行くには、何か材料の欲しいところなのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い寄り付きとなりました。　寄り付き後も強く、１５６００円手前まで上伸しますが、１５６００円には手が届きません。　９時半頃からは、逆に値を消す展開となり、昨日比変わらず付近まで戻され、しばらくその辺で推移することになります。

　午後になると為替が円高方向に動いたため、現物の取引が再開された頃に、一段安となり、１５４６０円まで下げて、やっと止まりました。

　その後は為替も落ち着きを取り戻し、日経平均先物も逆の動きが出て、±０付近まで戻します。

　引けにかけても±０付近でのもみ合いが続き、大引けは１５５２０円の１０円安で終了しました。

　米国と違って、日本の動きがおかしいようです。　消費増税後の落ち込みが、思ったように回復していない事や、内閣改造を控えている事が、買いの手を控えさせているのでしょうか？　後者の影響は少ないと思うのですが、前者はチョット困りますね。　そろそろ黒田さんに重い腰を上げてもらわないといけない時期に来ているのかも知れませんね。

　次の日銀金融政策決定会合は、９月の３日と４日です。　内閣改造が９月の３日ですので、それに合わせてインパクトのある金融緩和を実施するのでしょうか？



【明日の日経平均株価予想】

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウはザラ場で史上最高値を更新しましたが、引けでは失速し、昨日同様　上ヒゲの長いローソク足になりました。　陰線ではありませんので、まだ上があるかも知れませんが、近いうちに天井を打つのではないかと考えています。　急激に上昇しただけに、一度崩れると、きつい下げになるかも知れません。　ＮＹダウを買っている人は少ないと思うのですが、大きな下げは日経平均に影響しますので、気を付けてください。

　一方日経平均株価は、連日弱い動きになっています。　為替の動きを気にしているのか？　私のようにＮＹダウが崩れる事を心配しているのか？　今、世界には株価を下げさせるような悪材料がたくさんありますので、何を言い訳にして売り崩すのか、そしてＸデーはいつなのか？　私は今はノーポジションで、大きく下がるのをのんびり待っています。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　安いところで拾いたいので、下落期待ですね。　為替も１０３円台に入って来ましたので、難しい相場になってきました。　「分からない時はやらない」と言うのは個人投資家の特権です。

　アンケートフォームを設置しました。　明日の日経平均株価はどうなるか？ご意見をお聞かせ下さい。　株価は多数決で決まると言われています。　できるだけ多くの方が参加してくだされば、統計学上のサンプルとなるかも知れません。　勿論希望や期待もＯＫです。　コメント、性別、年齢、地域は入れなくても投票できます。　投票して頂ければ結果が見られるようになっています。　宜しくお願いします。














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