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ソフトバンク孫社長はTモバイルの買収をまだあきらめていない?

ソフトバンクは米子会社スプリントを通じて進めていたTモバイルUSの買収交渉からいったん手を引きましたが、孫社長は将来の買収可能性をまだあきらめていないようです。

 

スプリントは米国3位、Tモバイルは4位の携帯大手で、関係者は、ソフトバンクの経営陣が買収交渉断念を決めた背景には、米通信業界の寡占を懸念する規制当局に買収を阻止されるとの見通しがあったと話したそうです。

孫氏は米国の通信大手ベライゾン・ワイヤレスとAT&Tに直接挑戦するという野望を持っているようですが、今回の買収断念は大きな打撃となることでしょう。

ベライゾンとAT&Tがそれぞれ抱える契約者数は、スプリントの約2倍に達するそうです。

 

ただ、孫社長に近い関係筋によると、社長はTモバイルの買収をあきらめておらず、米規制環境が変化し、交渉上の立場が改善する時を待つことにしたようです。

 

6日の東京市場でソフトバンクの株価は前日比3.50%安の6972円で取引を終了しており、5日のニューヨーク市場ではスプリントの株価が夜間取引で15.11%、Tモバイルが8.85%、それぞれ下落したとのことです。

 

今回、Tモバイル買収を棚上げしたことで、ソフトバンクには別のターゲットを買収する余力が生まれたとも言え、孫社長は今後可能性の高い約15の大型案件をリストアップしているようです。

 

孫社長の思いは実現するんでしょうかね。

その前にあっと驚くような買収を発表するんでしょうかね。

 

9984:6,972円

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