4月に消費税が上がった後も快走を続けてきた軽自動車ですが、その売れ行きに変化が起きているようです。
7月の販売は13カ月ぶりに前年同月を下回ったからで、増税後は軽自動車のなかでも価格が安い車種を買う人が増えており、軽自動車メーカーは心配し始めたようです。
軽自動車で国内トップのダイハツ工業は、4~6月期の営業利益が前年同期より41.8%減り、251億円にとどまったそうです。
国内での販売台数は2%増えたのに、「増税の影響で、低価格のグレード(車種)に消費者が移ってしまった」(入江取締役)そうです。
この先も広告などの販売費が増え、思うようにもうけが増えない可能性もあるようです。
軽自動車の市場はにぎわっていますが、日産自動車が参入するなど「競合が一気に増えた」(同)という背景があるようです。
ライバルのスズキは営業利益が前年同期より15.5%増の509億円になり、過去最高でしたが、この理由は増税前に発売した「ハスラー」が好調で、3月までに受けた注文をさばききれなかったためだそうです。
長尾常務役員は「販売が増えたのは、増税前の受注の残りがほとんど。すでにそれがほぼなくなり、ゼロからのスタートだ」と厳しくみているそうです。
いろんな業種で消費増税の影響が薄れてきているようですね。
といことは普通車への需要が回復してきているんでしょうかね?
7262:1,769円、7201:1,017円、7269:3,429円