米国の企業決算は漸くピークを過ぎました。
今のところS&P500銘柄の75%以上が予想を上回る好決算だそうですが
株価指数はアマゾンとVISAに足を引っ張られて伸び悩みました。
恐らく市場は事前に好決算の大部分を織り込んでいたため
アマゾンの赤字決算に代表されるマイナス要因に強く反応したのだと思います。
一方今週の東京市場はおよそ1000社の決算発表が集中します。
しかも最近の東京市場が底堅い理由として、マスコミは好決算期待によるものだと報じていますが
もしそうだとすれば決算発表が一巡した後はどうなるか?
頼みの綱は当てにならない日米金利差くらいではないでしょうか。
因みに地政学的リスクにも注意が必要だと思います。