6/17に米国で店頭公開された「CYNKテクノロジー」という会社の株価が
僅か16日間で上昇率25,000%を記録したという話題がTwitterなどで持ち切りです。
同社が店頭公開した際の時価総額はおよそ2000万ドル(約20億円)で発行株式総数は2.91億株余り。
つまり1株7円弱だった訳ですが、それが16日後に時価総額50億ドル(約5000億円)に暴騰。
株価は一気に1700円という稀に見る異常事態となりました。
こうした事態を受け、SEC(米証券取引委員会)が調査に乗り出した結果
2週間の取引停止措置が下され、取引が再開された一昨日の下落率は-84.89%に達しました。
http://finance.yahoo.com/q?s=CYNK
ところで同社の株価が何故前代未聞の暴騰劇を繰り広げたのかという疑問には諸説ある様ですが
何れにしても噂が噂を呼び、異常なまでの短期資金がどっと押し寄せたことは間違いなさそうです。
さらに何をしている会社かと云えば、セクターはインターネット関連だそうですが
正社員数ゼロ、資産ゼロ、利益ゼロという何とも怪しげな企業で
ただ一つ分かっていることといえば「INTLO BIZ」というサイトを運営していることだけです。
サイトをご覧頂くと分る通り、ハリウッド・スターの顔写真が沢山掲載されており
数十ドル支払えば彼等に逢えるという触れ込みで会員を募っているという噂ですが
未だに企画が実行されたことはないそうです。
因みに私が個人的に調べた限りでは、どうやらこの会社は元々法律相談などを受ける
コンサルタント会社ではないかと思います。
恐らく被害者が続出して近々刑事事件に発展するのではないでしょうか。
そうなればこの会社、一体何処に法律相談を依頼するんでしょうね (*^^*)