金【上値を追うか？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、地政学的リスクの高まりを背景に強含みのNY市場を眺め手じまいや強気の買いが先行、前日比16円高の4195円で寄り付く。その後、NY時間外の上昇とともに上げ幅を拡大し4200円を挟んでの攻防となり、結局前日比19円高の4198円で終了。ドル建ての金は、イラク情勢に対する警戒感が依然として強いことや、原油高騰への懸念と併せて、リスク回避から堅調な地合いとなっている。ただ、なお方向感に乏しく、イラク情勢関連のヘッドラインや株価をにらみながらの、神経質な取引展開が続きそうである。また、17,18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、動きづらい状況となっている。本日夜間取引時間は、5月のユーロ圏消費者物価確定値(18：00)、6月の米NY州製造業景況指数(21：30)、5月の米鉱工業生産・設備稼働率(22：15)、6月の米住宅建設業者信頼感指数(23：00)などの発表が予定されている。イラク情勢緊迫の高まりには十分な注意が必要である。

夜間取引レンジ　　　4,175円～4,225円


中川

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