大手商社の3月期決算は7社中6社が増収増益

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大手商社の3月期決算は7社中6社が増収増益

大手商社7社の2014年3月期決算は全社が前年より増収、6社で純利益が増えるなど好調だったようです。

これまで稼ぎ頭だった資源事業は資源価格の低迷で苦戦したものの、機械や食料、生活産業など資源以外の分野が業績を押し上げたようです。

 

伊藤忠商事は、住宅資材や不動産などの住生活・情報部門が前年比46%増え、米食品大手ドールの加工品事業を買収した食料部門も26%増えたそうです。

資源以外でしっかり稼げる体質になったことで、純利益は過去最高を更新したそうです。

 

丸紅も米穀物大手ガビロンの買収効果に加え、自動車関連や航空機リースが好調で機械部門が25%増えて純利益が最高だったそうです。

 

新興国経済の減速で石炭の価格が前年に比べ約20%下がるなど資源価格が低迷し、各社が海外で進める資源事業の収益率が低下したそうです。

 

住友商事が7社のうち唯一、減益になったのも、オーストラリアの石炭事業の採算が合わず、277億円の減損を出したからだそうです。

 

資源分野の割合が75%と高い三井物産も資源価格の低迷に苦しみましたが、飯島社長は「数量を増やすことで収益をカバーした」そうです。

 

各社は「不況に陥っても、ある程度の利益を確保できる『岩盤』をつくっておきたい」(三菱商事の小林社長)と資源以外の分野でも安定して収益を稼ぐ事業を育てる考えのようです。

ただ、資源事業は価格の変動に振り回されやすい半面、実入りが大きい利点もあり、各社とも資源とそれ以外の事業バランスのとり方が業績を左右しそうです。

 

商社というと、まず資源が思い浮かびます。

今のうちに資源以外で稼げるようになるといいですね。

 

8001:1,149円、 8002円:678円、 8053円:1,292円、 8031円:1,542円、 8058:1,947円

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