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この半年の取引を振り返って(12月17日→5月7日)

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画像は、この半年の日経平均株価の動きです。
2枚目は、自分のトレードのタイミングとポジションの状況です。
たまにしか売買しませんけど、それが良かったのか、今年はとても順調です。
そんなに大金注ぎ込んでないので、儲けは大したことないですがw


【12月、両にらみで越年】

円相場も1$=105円より円安になっていたことから、
輸出企業の業績改善が期待され株価は上昇していました。
私も外貨建ての株式ファンドなどを買い持ちしてました。
もちろん含み益です。

しかし、資源安が密かに進行していて、新興国の通貨が安くなりつつあり、
リスクポジションの巻き戻し現象が見られはじめています。

クリスマス休暇や年末年始に何があるか分からないので、
私は12月17日から徐々に「信用売り」を積み始めました(1321日経平均連動など)。
「現物+売り」というポジションで年を越しました。

【年始、円安が終わったのに株が高いので、逃げた】

年明け、株価は引き続き上昇基調です。
現物の含み益は拡大しましたが、売建てた玉が含み損です。

ここにきて、資源安・新興国通貨安・新興国株安が目立ってきました。
そして、円安も止まった感じでしたが、株価は粘っていました。
世界のお金の流れはリスクオフなのに、日本株だけが逆らっている状況です。

これは危ない」と思い、さっさと現物を利益確定しました。
売り建てしてあるやつは含み損状態ですが、引き続きHoldです。
案の定、為替の反転に1テンポ遅れて株価が急落しました。
売玉がプラ転しました。

【2月、円高もひと段落したのでノーポジション】

2月に入ると円高進行もひと段落しました。
株価も底を打ったので、売玉を利益確定しました。
毎年、2月3月は仕事が忙しいので、ノーポジションにしました。
2月は相場が荒れ模様、ボラティリティが高いわりには方向性がなく、ポジション無しは正解でした。

【3月上旬、銅相場が急落したので信用売り】

3月になると、銅相場が急落して中国で信用不安が広まるというニュースが出回りました。
銅と言えば別子、住友金属鉱山と日経平均を空売りします。
案の定、どちらも急落。

同じ頃、ウクライナ情勢がにわかにきな臭くなってきました。
しかし、銅相場が底入れし、中国の信用不安はそれほどでもないと判断。
テレビのニュースでは悲観を煽っているのに、世界のお金の流れは落ち着いている
買いの急所と判断し、売玉を利益確定します。
ついでに現物をドテン買い
この後、住友金属鉱山は1ヶ月以上の上昇トレンドに突入したので、
信用売りを撤収していなかったら大変なことになっていました。

【3月後半 どさくさまぎれの上昇】

ウクライナ問題に対する欧米のダメっぷりを見て、
しばらくウダウダしそうだと判断。
年度末の配当・優待取りやドレッシング買いでドサクサ紛れに日本株が上昇する可能性があるのではとさらに現物買い
好業績・高配当・優待が人気などの株をいくつかチョイスします。
(寿スピリッツ、ANA、神奈中、サンリオ…個人的にメリットのある優待銘柄w)
予想通り(?)、ウクライナ問題の膠着を横目に株価は上昇基調に転じます。

【4月あたま 反落】

相場全体が上昇しているのに、自分の持ち株で値動きが冴えないものがありました。
バブル相場で何でも上げる時なら我慢して持っていてもいいですが、
長期上昇トレンドが見込めない時なので、そういう株はさっさと撤収するに限ります。

値動きの良かった住友金属鉱山や、東証一部への指定替えという材料が出た寿スピリッツはHoldし、
他は撤収。薄利での利益確定や、損切りのものもありました。
多少バクチ的な買い出動でしたが、配当と優待が取れてトータルでは大成功でした。
Hold中の銘柄はその後も順調に上昇を続けました。

相場全体では、ウクライナ問題やら消費税増税での経済の冷え込みやら何やら言ってが急落しますが、
直前の上げが無茶だった分、きつめの調整が入ったものと推測しています。
年度末ドレッシング買いだとか、
年度始めのファンド設定の実需を見込んでの先回りの現物買いみたいな、
無理のある上昇はやっぱり危ないですね。

【4月中旬~後半】

相場が底打ちしたのに、高値を追っていた住友金属鉱山は反落したため、
トレイリングストップで利益確定しました。
オバマ・安倍会談でTPP交渉に進展があれば、株価は上昇するはずとにらみ、
信越化学、技研製作所、川崎汽船を買い出動

しかし、日米首脳会談はほとんど成果無しで終わります。
TPP交渉の進捗度合いについては、ニュース報道が社によって言っていることがまちまちで、
どう評価していいか分かりませんが、それ自体がネガティブサプライズだと私は思いました。

通常、こうなると株価はどーんと下げるのですが、折込済みなのか、それほど反応してません。
非常に危うい。連休中に大きく動かれたらたまりません。

好決算でもほぼ横横だった信越化学を利益確定売り。川崎汽船もほぼ買値で撤退
上昇トレンドの寿スピリッツと技研製作所の2銘柄はHoldで連休突入です。
連休明けに大きく上昇するようなら機会損失になりますが、
大きく下げるようなら、現金多いほうが買いで出動できるのでチャンス。
リスクとリターンを天秤にかけると、連休前にポジションを減らすのは大事なことだと思います。

【5月あたま】

連休明け、相場は調整模様で始まりました。
全面安でしたが、Hold中の2銘柄は新高値、新高値圏で逆行高で終えました。

さて、今後のことですが、今後のことは全く予想つきません…
高値を追っている銘柄はひたすらHoldあるのみ。
利益確定で手放すのが惜しければ、信用売りして両建てをするだけです。
逆に、高値を追わない銘柄はさっさと手放すのがキモ。
ポジションを手仕舞うことに神経を使えば、入る時の失敗も減る感じがします。

私のトレードを振り返ってみても、
入るタイミングが少し早かったり遅かったり、
銘柄選びもイマイチだったりしていますが、
トレンドを追っている銘柄だけをHold、他は早逃げ」に徹したため損小利大に繋がっています。

【5月中盤、後半】

そして、せっかく現金比率が高いのですから、
買い出動のタイミングを狙っていきたいと思います。
世界のお金の流れには十分な注意をはらって判断したいと思います。
NYダウが高値追いしているうちは、日本株の急落は短期リバ狙いで。

NYダウが調整するようなら、
その時はダウは1000ドル・日経は2000-3000円の調整になるでしょうから、
安易な買い出動は虐殺されるのでご用心です。
大きな調整の前には、「世界のお金の流れ的にはリスクオフを示しているのに、
日本株は逆行高、しかも、業績の悪い銘柄が大幅高」と言った珍現象が見られるかも知れません。
経済ニュースで、高値追い中なのに買い煽りが多くなったり。
そういう分かりやすいサインが出てくれたら、信用売りで対応できるのでスイングのチャンスですね。

分かりやすいサインがないまま、ある日突然下落が始まって、
そのまま1ヶ月ぐらい下落が続くパターンも有り得ます。
日米の金融政策(金融緩和なのか締め付けなのか)には最大の注意を払いたいと思います。
7件のコメントがあります
  • イメージ
    Rsunさん
    2014/5/9 19:06
    こんにちは♪

    良いですねぇ!

    自分は、年末からのイケイケドンドンの一方通行に嵌って袋小路にぶち当たり、現在バックの一方通行です。

    そのうち何とかなるのかなぁ~???


  • イメージ
    株育男さん
    2014/5/10 13:04
     Rsunさん、こんにちは~

    そのうち何とかなりますよ

    相場がどんな銘柄を選好しているかは、
    われわれ素人には結果でしか知ることができないですから、
    調子が良かったり悪かったりはどうしても出てしまいますよね。
    今回自分も、たまたま選んだ銘柄の中に当りが入っていただけで…

    1ヶ月、3ヶ月、半年と、トレンドは変わって行くものと考えています。
    相場に絶対はないですし、必勝もない。絶望もない。
    頑張って次を狙っていきましょう


  • イメージ
    株育_再始動さん、こんばんは。

    >テレビのニュースでは悲観を煽っているのに、世界のお金の流れは落ち着いている。

    さすが株育さん。冷静な視点を持っていますね。
    ニュースで騒ごうが、そんなもん気にしない。
    向こうは騒ぐのが商売ですよね。

    >NYダウが高値追いしているうちは、日本株の急落は短期リバ狙いで。

    米株もちょっと順調すぎるような気もしますし、
    いつ何が起きても対応できるようにしたいものですよね。
    (もちろん、しばらく起きないにこしたことはないのですけれど…)
  • イメージ
    株育男さん
    2014/5/11 00:15
    あさっての投資家さん、こんばんは~

    > ニュースで騒ごうが、そんなもん気にしない。
    > 向こうは騒ぐのが商売ですよね。

    ですね!
    マスコミっていうと「報道機関」っていう別名があるため紛らわしいのですが、
    営利目的の民間団体ですからね~
    バックについている人たちのプロパガンダを広報する役割も大きいと思っています
    特に、経済ニュースはステークホルダーの意向での捏造記事が後を絶ちませんから、某大手経済新聞と言えども油断なりません。


    > 米株もちょっと順調すぎるような気もしますし、
    > いつ何が起きても対応できるようにしたいものですよね。

    サブプライムの時やリーマンの時は、
     1)実体経済絶好調!株価も順調!
     2)さすがにバブルかも、いくらなんでも高すぎるよ(空売りを呼び込む)
     3)バブルではない、まだまだ行ける!
       (株ブーム。踏み上げ。素人参戦。裏では仕掛け側は売り方に回っている)
     4)ガラガラドッシャーン!!
    という段階を経て、暴落による大儲けを企む連中(主にGS)の意のままになっていた記憶があります。

    今回はどういう形になるのでしょうかね。
    アメリカの実体経済が強くても、金融を引き締めに回れば金の流れはがらっと変わるはずですし、NYダウ以外の相場では徐々にそういう景色になってきてはいると思います。

    あと、もう一つ気にしなければいけないのが、
    最近、中国政府がかなり対外的に強行な姿勢になっていることです。
    一つの政府が滅びる末期には、一か八かでこういう状態になることがあります。

    指導部が、経済の崩壊が免れないと腹を括っているのでは、と感じています。
    NYダウに比べて日経平均が冴えないのは、おそらく中国リスクが相当でかくなってきていると評価されているからではないか、と思います。

    日本株でこのところ年初来高値を更新している銘柄の共通性を見ると、
    生活必需品や公共事業関連など、ディフェンシブ性のある銘柄が多いです。
    少し注意して見てみたいと思います。
  • イメージ
    株育男さん
    2014/5/26 21:59
    5月中盤~後半は、ダウが高値追いしているのに日本株が急落したら買い

    という予定でしたが、
    ほぼ予定通り日本株だけが冴えない動きで悲観的なムードだったので、
    ちょっと買い出動しました。

    7730 マニー 5月20日 IN 買い 4,520円
    1321 日経連動 5月20日 IN 買い 14,540円
    1321 日経連動 5月21日 買い増し 14,400円

    日経平均22日から急反発してしまい、あまりたくさん買えませんでした。
    買いばかりだと急落に耐えられないので、新規空売り。

    5713 住友金属鉱 5月22日 IN 売り 1,572円

    住友金属鉱山は1単位で150万円を越えるので、
    空売りするには根性が必要。
    私自身、直前の右肩上がりを買いで取った記憶が抜けておらず、
    恐怖心が出てしまい撤退…
    手数料と逆日歩で少々の赤字が出てしまい、
    少額でも税金が還ってくるのはむかつくので日経連動を利益確定。

    1321 日経連動 5月26日 OUT 売り 14,950円(買い平均14,470円)
    5713 住友金属鉱 5月26日 OUT 買い 1,570円(売り1,572円)


    スイングトレードというより、「送りバント」トレードでした
    引き続き「楽観には売り、悲観には買い」で向かいたいと思います。
  • イメージ
    株育男さん
    2014/5/26 22:07
    現状のHold中の銘柄ですが…

     2222 寿スピリッツ 5月2日終値 2,226円 (含み益+19.7%)
     6289 技研製作所  5月2日終値 1,325円 (含み益+24.4%)

     ↓

     2222 寿スピリッツ 5月26日終値 2,280円 (含み益+22.5%)
     6289 技研製作所  5月26日終値 1,375円 (含み益+28.9%)
     7730 マニー    5月26日終値 4,710円 (含み益+4.1%)

    寿スピリッツは、一度どんと盛り上がって落ちてきてこの位置です。
    繋ぎ売りをすれば利益が出たのでしょうけど…まだまだ甘ちゃんでした。
  • イメージ
    株育男さん
    2014/6/5 11:49
    日経平均が5月21日の13,000円台から連日反発し、
    6月3日には15,000円台まで回復。

    5月21日ごろは超弱気な雰囲気がただよっていましたが、
    逆に今は、「ダウが最高値を更新しているのに出遅れの日経平均、ようやく動き出す」という雰囲気になっております。

    日経平均だけでなく、TOPIXは5月22日から6月4日まで怒涛の10連騰。
    マザーズ指数は5月19日の635ポイントから6月3日には830ポイントと、なんと3割も上昇。

    物色の中心は、好業績やシェア独占型の企業が多いですが、

     ○ガンホー、ブロッコリー、ハピネット、日本通信、アスカネットなど通信関連・ゲーム関連

     ○大林組、清水建設、西松建設、大東建託、いであなど復興関連、建設関連

     ○味の素、伊藤園、王将フーズなどの食品

     ○カシオ、メルコ、HOYA、浜松ホトニクス、東京エレクトロン、アマダなど、ハイテク・電機

     ○三菱商事や、上場新興国株ファンド、上場資源エネルギーファンドなど、資源関連

     ○セコム、綜合警備保障、オリエンタルランド、JR東海、日本空港ビルなどのオリンピック・観光関連

    と、セクターの幅はかなり広くなっています。

     
    一方で私のHold銘柄ですが…

     2222 寿スピリッツ 5月26日終値 2,280円 (含み益+22.5%)
     6289 技研製作所  5月26日終値 1,375円 (含み益+28.9%)
     7730 マニー    5月26日終値 4,710円 (含み益+4.1%)

     ↓

     2222 寿スピリッツ 6月5日ザラ場OUT 2,274円 (含み益+22.3%)
     6289 技研製作所  6月5日ザラ場OUT 1,480円 (含み益+39%)
     7730 マニー    6月5日ザラ場OUT 4,840円 (含み益+7.1%)

    ちょっと冴えない値動きでした。
    チャート的にも頭打ちな感じです。
    3月~5月の相場とは物色対象が変わったのがはっきりしましたので、
    おそらく、また2・3ヶ月は今の傾向が続くと予想し、
    今日は利益確定デーとしました。

    (2・3ヶ月、日経が上がり続けてもおそらく横ばいでしょうし、
     万が一、ダウ反落となれば一緒にガツンと売られる危険性は高いです)

    といっても、相場の天井に賭けて空売りするのは危険でしょう。
    どうしてもというなら、PUTオプションでも買えばいいと思います。

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