今日の前場はオバマ大統領来日ご祝儀相場とでもいうのかな。難題抱え、ちょっと大変そうだ。
それでも、株価が動く。その動きは幾何学的だ。ニュートンの理論から量子力学やアインシュタインの理論へとの発展は、直線モデルから曲線モデルへの思想的移行を意味している。株価も一直線に上がるもの、あるいは下がるものそれぞれあるが、カーブを描いて動いているものが多くある。
直線モデルから曲線モデルへの移行は複雑系システムでいう「カオス現象」と同じだ。カオス現象をみると部分と全体が自己相似になる“フラクタル”構造が見られる。どうもこれを支配しているのがフィボナッチ数1.61803・・・らしいが、チャート分析にもよく出てくる黄金分割比とも言われているものだ。
自己組織化に向かうさまざまな構造と形態を制御する宇宙の法則を感じさせるものだ。株価もこの法則で動くと分析がしやすいのであるが、なかなかそう簡単ではない。ということで、結論: 今のところ一生懸命分析中!