円高ドル安・荒れ相場の予感

[akkiiさん]

   

ドル円は1ドル103円00銭。FOMC議事録にろくなことが書いていない・・・08年上期のGDPマイナス成長予測、経済成長と雇用は下振れの見通しなどを示したことから大幅にドルが売られ、一時103円割れ。
NYダウが200ドル超の下落をしているため上値は重いですが、一方では割安な部分もありますので、103円10銭程度までは買い戻されてもよさそう。
昨日暴騰したユーロ円ですが、今も高水準。ドルが売られているのを受け、ユーロ買いが加速。しかも、割高でないのが曲者。1ユーロ162円60銭台ですが、163円いってもおかしくないです。
ユーロドルは1.579ドル。ユーロ高が続いています。昨日の16時の急騰分はまだ修正されず。

豪ドル円は99円10銭台で急落。割安感はあり。キウイ円も80円で同じ。この辺で買いを入れておいてもいいかも。詳細は後ほど書きましょう。

株式市場は・・・原油高の影響がすさまじいです。企業業績の悪化を懸念して幅広く売られる展開に。石油が高い一方で、航空関係が直撃したようです。
NYダウはFOMC議事録を受け、大幅安。幅広く売られているのですが、AIG、シティ、JPモルガンなど金融株が大幅安。GM、ボーイングなど石油に関係してくる銘柄も大下落。
ちなみに、30種で上げた株はありません。こりゃ国内に影響しそうですな。

そんな中商品市場は呆れるくらいに好調。NY原油は昨日130ドル行くのか？なんて言ってたらドル安のおかげもあって133ドルですよ。そろそろ下落してほしいのですが、原油在庫が減っているといことなので難しい。下値は130ドルくらいですかね。
そうなると貴金属が高くなるんです。金が928ドル。白金は2,200ドル台に。ドル安原油高のほかに、供給面で問題がある様子。ちょっと乱高下をしそうですね。
ドル安原油高の影響は穀物にまで波及。もろこし&大豆が大幅高。

今日もかなり相場が荒れそうですね。株は全面安ですか。リスクに耐えられる資力があれば押し目も悪くはないのですが、ここは様子見の方向で。
商品は・・・大体は海外に連動すると思われます。ただ、円相場の動向によっては想定外の動きをする可能性も高いです。ここは上げ相場だからと安心せずに、慎重に売買を行っていきましょう。






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