kabukabumanさんのブログ
米国のグロース投資家は日本株を買っている
http://jp.ishares.com/product_info/fund/performance/NYSEARCA/EWJ.htm
上のリンクは米国の最も代表的な日本株ETF(純資産残高およそ1兆4000億円)
「iシェアーズ MSCI ジャパン ETF」(ドル建て)の運用実績です。
このETFは、NK225が年初来安値を付ける直前(1月下旬)から注目を集め
多くの海外勢(機関投資家やヘッジファンド等)が日本株に見切りを付ける中
着実に資金の流入が続いているそうです。
しかも参加者の殆どは米国の機関投資家で
当該ファンドの特徴として為替ヘッジが無いことから察すると
買っている投資家は為替に関係なく日本株は上昇するという判断をしていることになります。
つまりアベノミクスに失望するどころか、日本の企業はこれから成長すると考えていることから
彼等は基本的にグロース投資家だと思われます。
割安株に投資するという意味ではバリュー投資家と同じですが
バリュー投資家が過去の株価に比べて今の株価は割安という判断をするのに対し
グロース投資家は将来の株価を考えれば今の株価は割安という判断をします。
ところで昨年末日経平均先物を使って指数の高騰を演じた主役は
欧州系ヘッジファンドの「ブレバン・ハワード」(本拠地ロンドン:運用資産4兆円)でしたが
元々2014年度の日本市場に対しては懐疑的な見方をしていた様で
遅々として進まないアベノミクスに見切りを付けたのではないかと言われています。
この他米国系ヘッジファンドの「チューダー・インベストメント」や「カクストン・アソシエイツ」
「ハービンジャー・キャピタル・パートナーズ」なども昨年末日本株をかなり買い越しています。
①ROE及び営業利益率の高い企業
経営の効率化に徹し、業績が好調でも小規模なリストラを行う様な企業。
③自社の強みに対して「選択と集中」を実践している企業(関連性のない多角経営は敬遠される)
④技術力・開発力の高い企業(日本人より遥かに拘りが強い)
⑤PERの低い企業(一般的にPER16.0倍以下の銘柄が対象)
⑥配当性向が高く目標値を明確にしている企業
⑦国際会計基準(IFRS)を採用している企業
4/1 日銀短観(3月)
4/7~8 金融政策決定会合
http://www.boj.or.jp/announcements/calendar/index.htm/
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タグ:
国策に売りなしですか?
外国人好みの株って、
上がったあとのどすんがやっぱり怖いですね(>_<)
おちゃちゃさん こんにちは。
バリュー投資家やグロース投資家は長くホールドしますが
外人の一般的な売買サイクルは3ヶ月が平均だと言われています。
それに外資系証券やヘッジファンドは個別銘柄より指数取引なので
指数に連動しやすい銘柄ほど注意が必要かも知れませんね。
因みにこんなレポートもあります。
<外国人が大量に買った株を買うのは危険>
http://www.nli-research.co.jp/report/report/2013/09/repo1309-1.pdf
外人が買っている時に同時に買えば儲かるのでしょうが
それが分かれば苦労しませんよね
ただROEの高い優良株は監視しておいて損はないと思います。
外人が目を付けるのは財務指標的にはPER16.0倍以下、ROE20%以上
後は株価がグングン上昇している銘柄をさらに買い上がる傾向がある様ですね。
因みにROEの高い銘柄を私なりに調べましたので
今から日記にコピペしようと思います。
よろしければ見てやって下さい m(_ _)m