「もう3年も経ったのかぁ…」
「早いねぇ…」
「そうだねぇ…」
ズズズズズ……
母とお茶を飲みながら、東日本大震災のテレビを見て交わした会話。
雪がまだまだ泣いています。あの日のことを雪はちゃんと覚えていて、泣かずにはいられないでいるのでしょう。だってあの日も、雪はチラホラ舞っていたから…
静かに積もる雪のかたわらで、軒下の氷柱から零れる雫を、薄墨色のひよどりが蜜蜂のように羽ばたきながら、一生懸命飲んでいました。
春にはいなくなってしまう渡り鳥。あなたも震災のことは忘れないでね。私も生きている限り忘れないから。
持ち株もやっと負債を吸収し始めました。みんかぶの皆さんからたくさんのお知恵や激励や脱線癖へのお叱りなど
こんな私にも救いの手をさしのべてくださった方々にあらためて感謝しながら残りのお茶を飲もうとしたら、もうとっくに飲み干していたのか空っぽでした。一体いつのまに…? これって、なんだかサッパリしないわ