南岸低気圧のような太平洋側の大雪

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南岸低気圧のような太平洋側の大雪

アメダス:甲信地方


アメダスランキング(積雪深)

2014年2月16日 7時00分現在(毎時更新)

1時間あたりの積雪深を基準にしています。降水量 | 高温 | 低温 | 積雪深順位府県名地点名積雪深(cm)

1青森県酸ケ湯352cm
2山形県肘折290cm
3新潟県津南256cm
4新潟県守門240cm


気象庁  アメダス
2014年02月15日 甲府(コウフ)北緯:  35 度 40.0 分 東経:  138 度 33.2 分 標高: 273 m     今日の観測データ     最低・最高気温
時刻気温降水量風向風速日照時間  積雪深 湿度気圧時℃mm16方位m/shcm%hPa1-0.26.0北西1.7 91951018.92-0.14.0北北西1.2 95951017.13-0.23.0北0.3 98951015.54-0.53.0南東2.40.0101951013.25-0.55.5東1.40.0107951010.66-0.45.0東北東1.70.0109951008.470.13.5
南南東1.70.0   110   951006.880.14.0
東南東2.20.0  111   951006.490.34.5
東1.50.0          114   941005.5101.31.0
東北東1.50.0112891003.9112.81.0)





甲府114センチ、前橋73センチ……歴史的な大雪に

関東甲信地方で14日夜明け前から降り出した雪は次第に降り方が強まり、14日夜遅くから15日未明頃をピークにして、降り積もりました。

関東甲信地方や東北地方では、気温が低いまま推移した内陸部を中心に大雪となり、14日から15日にかけての最深積雪(一番積もっていた時の雪の深さ)は、主な所で、

山梨県  甲府 114センチ  河口湖 143センチ

長野県  飯田  81センチ

群馬県  前橋  73センチ  

埼玉県  熊谷  62センチ  秩父   98センチ

宮城県  白石  57センチ

などとなりました(2月15日23時現在)。

上記の地点では、観測史上1位の積雪を大幅に塗り替えるほどの積雪となり、特に甲府・前橋・熊谷では過去120年ほど続く観測の歴史の中で最大の積雪に。「歴史的」と言っても良いほどの記録的な大雪になったのです。

しかもこの雪は、約1日程度で急速に降り積もりました。

甲府では、14日未明には2センチだった積雪が15日明け方には1メートルを突破

わずか24時間ほどの間に1メートルもの雪が降ったわけです。

これは、雪の多い北日本日本海側や北陸でもそう頻繁にある降雪ではありません。

交通やそれに伴う物流など都市機能が麻痺してしまうレベルの大雪とも言えるでしょう。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/katahiraatsushi/20140215-00032677/


大雪特別警報の対象となるような豪雪は、過去の事例だと「昭和38年1月豪雪(いわゆる「38豪雪」)」や「昭和56年豪雪(いわゆる「56豪雪」)」と例示されています。

一方で、今回の大雪は「冬型の気圧配置」により引き起こされたものではありません。日本の南の海上を低気圧が発達しながら進んで、本州太平洋側の広域で降水となり、上空や地表付近の寒気も強かったために大雪になったという事例です。いわゆる「南岸低気圧」による大雪の事例になります。

南岸低気圧による降雪の場合は、太平洋側の地域で2日以上も雪が降り続くことは現実的には考えにくいのです。しかも「記録的な積雪になっているうえに」「その後、警報級の大雪がさらに丸一日」という条件となると、実際には極めて起こりにくい気象状況かと思います。

つまり、

大雪特別警報は、南岸低気圧のような太平洋側の大雪の場合には適用が困難

(長期にわたって続く冬型気圧配置による記録的な積雪と、

その状況下でさらに冬型気圧配置が強まって引き起こされる大雪がターゲット)

と感じるのです。




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