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錦織圭

凄い試合だった。ナダルのガッツポーズも何度も見られた!錦織が押していたのに・・・・

もったいない!1セットも取れなかったが

でもこの差がまた大きいのかな?でも強くなったもんだ!

 

 

 

全豪オープン(オーストラリア・メルボルン)大会8日目、ロッド・レーバー・アリーナで行われた男子シングルス4回戦、第16シードの錦織圭(日清食品)が第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に挑んだ注目の一戦は、ナダルが7-6(3) 7-5 7-6(3)のストレートで勝利を収めた。

(ナダルが勝利!)超速報 ラファエル・ナダル vs 錦織 圭 男子シングルス4回戦

 ロッド・レーバー・アリーナに詰めかけた大観衆が、コートを去っていく敗者に大きな拍手をおくった。3時間17分は3セットの試合時間ではなく、そこに濃密なる激戦の跡が見てとれる。ナダルに勝つことはまたしてもできなかった。セットも奪えなかった。だが、錦織の「今までの対戦の中で一番、無理をしなくても戦えた」という言葉を待つまでもなく、過去5度の対戦でもっともナダルを追い詰め、苦しめたのは間違いなかった。

 立ち上がりの第1ゲームでサービスゲームを落とした錦織だが、すぐにブレークバックに成功。第1セットは一進一退の攻防でタイブレークに突入した。ストローク戦では錦織の方が優位に立っていた。世界王者を相手に落ち着いたラリー戦、互角に打ち合い、積極的に攻めていた。角度を使い、緩急を使い、ナダルを走らせ、ポイントを重ねていく。だが、タイブレークは2-2から4ポイント連続で失った。ここぞというときのサービス力、集中力は、さすがナダルだった。

 第2セットも激しい打ち合いが続く。先に錦織がブレークするが、今度はナダルがブレークバックに成功。しかし、錦織は冷静だった。ドロップショットが何度も鮮やかに決まったのは、ナダルの動きがしっかりと見えていたからだ。ベースラインから下がらず、攻めるときは攻め、守るときは守った。「やろうとしていることができた。相手を左右に振ることができていた」と錦織が言う。世界1位を相手に錦織は互角の戦いを演じていた。

 それでもナダルは崩れない。第2セットも7-5で奪うと、第3セットも4-1とリードを広げる。正直、ここまでか――だが、錦織は少しもあきらめていなかった。一気の4ゲーム連取で5-4と逆転に成功。拳を握り、吼えた。崖っぷちからの逆襲劇に観客は惜しみない拍手をおくる。このセットを奪えば何が起こるかわからない。しかし、5-4からのサービスゲームを落として勢いが止まる。ふたたび突入したタイブレークも要所を締められ、試合が終わった。

「チャンスがあった分、余計にショックは大きい」と試合後の錦織。「ラリーをしている中では戦えるなとは思ったけど、1セットも奪えていないので……」と冷静に語った。やりたいプレーはできた。チャンスもつくった。手応えも感じた。それでも1セットすら奪えなかった現実。「ここまでくると、いくらいいプレーをしようと、やっぱり勝てないとどうしようもないので」という言葉の中に、錦織の悔しさが滲み出ていた。

「今日の錦織は以前に比べてバックハンドのテンポが早かった」とナダル。誤解を恐れずに言えば、ナダルは負けるとは思っていなかっただろう。だが、まずいとは思ったはずだ。2年ぶりのベスト8はならなかったが、錦織の収穫はフィジカルの充実、進むべき方向性に間違いがないと確認できたことだろう。

「身体がきついと感じる場面はほとんどなかった。(グランドスラム4回戦で)痛いところがなく戦えたのは昔はなかった。身体が強くなってきているのを感じています」と錦織が言う。マイケル・チャンの課す厳しいトレーニングは、これからも続く。体調が万全なら、世界1位が相手でも十分に戦える。それを示した一戦でもあった。

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