元祖SHINSHINさんのブログ
お先に失礼します
相変わらず果てることのない活字中毒病に罹っているが、
その中のトピックスより先に、前回の続きを書いておこうと思う。
千里の道も一歩からというので、小さな積み重ねもその内にバカにならない知識になるだろう。
と、信じる。
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問題2 さぁ、訳してみろにゃ。
「お先に失礼します」
× I'm leaving. good-bye. → 「もう帰る。あばよ」 怒っているかと思われてしまいそう。
○ See you tomorrow. → もちろん直訳は「また明日会いましょう」ですが、
会社で帰りがけに掛けるひと言としてはぴったり。
英語には「お先に失礼します」に相当する言い回しはない。
Have a nice evening.と言ってもOK。
○ Have a nice weekend. → 直訳は「よい週末を」。金曜日ならこれがぴったり。
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★「その英語、ネイティブにはこう聞こえます」
デイビッド・セイン著 小池信孝 主婦の友社
2011.9.10.第16刷 650円+税 P.144より抜粋
” 英語には「お先に失礼します」に相当する言い回しはない。”
なんて、知らなかった。
前回に引き続き、good-byeは「あばよ」になっている。
じゃぁ、村上春樹の訳したレイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」も、
同様のニュアンスということなのだろうか。
村上春樹の前には清水訳というのがあって、そのときの題名は「永いお別れ」になっている。
手元にあるそれなりの辞書を調べると、
good-byeという語に、そう悪態をついたようなニュアンスの意味はない。
けれど、ネイティブにはそう聞こえますってんだから、
オイラはデイビッド・セインを信じてみようと思っている。
デイビッド・セインは、オイラたちが学校で習ってきた表現を、ことごとく否定している。
間違っていると指摘している。
その裏付けとして、あの「エブリデイ・イングリッシュ」と同じ表現がたくさん出てくるので、
信頼できると思う。
学生時代にそれなりに英語と格闘してきたが、
ものにできなかったオイラには、ものすごく刺激的だ。
これからもマイペースで、英語にかじりついていこうと思う。
PS:最近の為替も日経平均も、できすぎじゃぁないか。
オイラは怖いので、この辺でそろそろ、お先に失礼します。。
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