エイベックス 浜崎あゆみの消失

[まはいさん]

今週は持株が446,809円値騰がりしています。

持株は主力のソフトバンクを筆頭に全般的に好調ですが、準主力のエイベックスがジリ貧です。
買戻しが早過ぎました。
長期的には大丈夫と考えていますが、値下りが激しいのでレビューしておきます。
今日は、レビューの音楽事業編です。

音楽事業
エイベックスの映像配信事業がもてはやされていますが、あの程度の映像配信は技術的にどこの企業でもできます。
エイベックスが映像配信事業で強いのは、技術面ではなく抱えているアーティストの物量です。
売上に占める割合は落ちても、音楽事業が廃れればエイベックスは終わりです。
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / 冬物語←YouTubeリンク
下半期は男性陣がKis-My-Ft2を加えたツートップで稼ぐはずです。
May J. / 「島唄」←YouTubeリンク
すっかりavexの歌姫に定着したMay J.は、カバー曲を量産して売りまくっています。
どれもオリジナルより上手いんですよねぇ～

上期売上番付　↓ クリックで拡大

出典：11/7連結業績説明資料←リリース･リンク
avexの上期アルバム売上179万枚の27%、４分の１強は安室奈美恵のFEELでした。
文句なしに安室奈美恵がavexの看板アーティストです。
May J.のカバーアルバムは右肩上がりで上期に24万枚を越えました。
安室奈美恵とMay J.のツートップで女性陣は鉄板です。
絢香は、結構売れています。
個人的にはAAAのほうが売れていると思っていたので、拾いものをした気分です。
シングルは市場が縮小していますので、EXILEやSKE48のような売り方ができないとダメです。
Kis-My-Ft2は、さすがジャニーズ事務所です。

浜崎あゆみの消失
第２四半期の決算関係書類から、浜崎あゆみが消えました。
発売日程をゴリ押し調整して"オリコン初登場１位"を継続していますが、上の番付に入っていないとおり、発売初日だけ売れて、累計ではたいして売れていません。
松浦勝人がシンガポールへ逃亡し、いよいよ後ろ盾が無くなったのでしょう。
決算関係書類には看板アーティストとして必ず名前が記載されていましたが、ついに消失しました。
浜崎あゆみは、もう採算が合わなくなっているので、このまま騒動を起こさずに降りていけば良い結果になります。

倖田來未など
今回、決算関係書類から消失したもう１人は倖田來未です。
もっとも、浜崎あゆみのような無茶なゴリ押しをしていた訳でもなく、結婚から産休、育休で自然な流れでしょう。
今月は誕生日ライブでそれなりに集めていました。
圧倒的に女性フアンに支えられているから、大塚愛のような育児引退は有り得ません。
最盛期は過ぎても、次のアーティストが現れるまで十分に稼いでくれるでしょう。
ところで、金メダリストの北島康介と結婚して寿引退した千紗は、デビュー初年度以外は決算関係書類に記載されていませんでしたので、影響は軽微です。

紅白歌合戦
Kis-My-Ft2はジャニーズ事務所の枠として、それ以外がどうなるか？
細かい予想は投資とは別のページで議論することにして、やっぱりAKB卒業をからめた柏木由紀のプロデュースが最大の関心事です。
芸能界の流れとして、AKB卒業組が人気を持ち逃げしそうなので、ここでavexが柏木由紀をどうプロデュースするのか？
松浦勝人が国外逃亡したあとのヘッド･プロデューサーが誰なのかも解るし、投資するうえでの関心事です。