大崎電が続落、東電のスマートメーター競争入札で落札かなわず失望売り
2013/11/15 (11:20)
大崎電気工業が安い。東京電力が14日、7日に実施した14年度導入予定の家庭向けスマートメーターの競争入札で、落札者を3社に決定したと発表。同社も応札していたが受注できなかったことから、失望感が台頭しているようだ。
大崎電の株価は11時8分現在549円(▼20円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
東電、次世代電力計の落札者決定 想定価格下回る
2013/11/14 20:15
東京電力は14日、2014年度に導入する家庭向け次世代電力計(スマートメーター)の競争入札で、落札者を3社に決定したと発表した。入札価格の平均額は東電が想定していた1台1万円を下回った。今後最終的な調達価格や台数の交渉を進め、月内をメドに正式契約を結ぶ。
今回の入札は14年度に導入する190万台のうち容量が60アンペアの114万台を対象とし、7日に実施した。
落札したのは米ゼネラル・エレクトリック(GE)と富士電機の合弁会社であるGE富士電機メーター(東京・品川)、東芝と東光電気が共同出資する東光東芝メーターシステムズ(東京・港)、三菱電機の3社。落札額や台数の内訳は明らかにしていない。
応札企業が台数と価格の組み合わせを複数提示する仕組みになっており、応札のあった5社のうち3社に分けて発注すると、調達額が最も低くなると判断した。
来年3月までに14年度に導入する120アンペア19万台と30アンペア57万台も同様の方法で入札にかける。15年度には320万台を導入し、20年度までに管内全域に2700万台の設置を終える計画だ。